Systemwalker Desktop Patrolを使用するために必要な、ハードウェア環境をコンポーネントごとに示します。
CS
必要CPUスペック
インテル Xeon E5503(2GHz)以上
必要メモリ容量
4.5GB以上(OSの使用量を含まず)
WSUS連携機能を利用する場合、上記に追加で3.5GB以上
注意
SAMACのソフトウェア辞書に登録されているデータをCSに移入する場合は、配信サーバ機能のメモリサイズの拡張が必要です。メモリサイズの拡張方法は、“リファレンスマニュアル”の“ユーザー資産ソフトウェア辞書作成コマンドで出力するメッセージ”を参照してください。
必要ディスク容量
1100MB(インストール先)+135MB(システムドライブ:ランタイムライブラリを格納)+登録ソフトウェアサイズ以上+登録パッチサイズ(注1)+CT稼働状況ログサイズ(注2)+245MB(注3)+データベース容量
注1)登録パッチサイズは、自動パッチ適用機能を使用する場合に必要です。35GB以上のディスク容量が必要です。
注2)CT稼働状況ログを格納するための以下のディスク容量が必要です。
また、CT動作状況チェックコマンドで表示する情報の一部(稼働状況)に、当ログファイルの情報を使用します。CSにCT稼働状況ログを格納していない環境では、“稼働状況”が表示されません。
CT稼働状況ログサイズ = 30KB × ユーザー数 × 保存日数
注3)ソフトウェアのインストールと管理に必要なディスク容量です。
システムドライブ\FujitsuF4CR 配下に確保します。
ソフトウェアの登録/配信、またはセキュリティパッチの自動適用を行う場合、処理対象のソフトウェアのサイズに対して十分なディスク空き容量があることを確認してから実行してください。なお、ソフトウェアの登録/配信、またはセキュリティパッチの自動適用によるディスク領域不足を発生させないために、ソフトウェア格納ディレクトリは、OSがインストールされているディスク領域とは別の領域を指定してください。また、ソフトウェア格納ディレクトリ最大サイズを、必要に応じて設定してください。
構築するデータベースサイズに応じて、以下のディスク容量が必要です。1台のCSで管理可能なPCの台数は、最大100,000台です。
PC台数 | EXE情報の収集 | ソフトウェア稼働状況の収集 | データベース容量 |
---|---|---|---|
500台 | なし | なし | 約33.3GB |
なし | あり | 約33.8GB | |
あり | なし | 約37.0GB | |
あり | あり | 約37.5GB | |
1,000台 | なし | なし | 約50.9GB |
なし | あり | 約52.0GB | |
あり | なし | 約58.2GB | |
あり | あり | 約59.3GB | |
3,000台 | なし | なし | 約111.6GB |
なし | あり | 約114.5GB | |
あり | なし | 約130.7GB | |
あり | あり | 約133.6GB | |
10,000台 | なし | なし | 約131.2GB |
なし | あり | 約140.9GB | |
あり | なし | 約194.9GB | |
あり | あり | 約204.6GB | |
20,000台 | なし | なし | 約159.2GB |
なし | あり | 約178.5GB | |
あり | なし | 約286.6GB | |
あり | あり | 約305.9GB | |
50,000台 | なし | なし | 約207.4GB |
なし | あり | 約248.2GB | |
あり | なし | 約476.9GB | |
あり | あり | 約517.7GB | |
80,000台 | なし | なし | 約278.5GB |
なし | あり | 約343.8GB | |
あり | なし | 約709.8GB | |
あり | あり | 約775.0GB | |
100,000台 | なし | なし | 約325.9GB |
なし | あり | 約407.5GB | |
あり | なし | 約865.0GB | |
あり | あり | 約946.5GB |
PC台数、PC以外の管理台数に応じて以下のデータベース容量が追加で必要です。
PC台数 | データベース容量 |
---|---|
100台~2,999台 | PC以外の管理台数×0.39MB |
3,000台~29,999台 | PC以外の管理台数×0.34MB |
30,000台以上 | PC以外の管理台数×0.29MB |
CSのインストール先とは異なるドライブにデータベースを作成する必要があります。CPUのコア数は、8コア以上必要です。
また、データベース格納先には、以下の性能を満たすストレージが必要です。
シーケンシャルリード | 300MB/秒 以上 |
シーケンシャルライト | 300MB/秒 以上 |
ランダムリード(4KB) | 10MB/秒 以上 |
ランダムライト(4KB) | 10MB/秒 以上 |
WSUSの動作のために必要ディスク容量として最低限40GB必要です。また、追加で更新プログラムのデータ容量が必要です。
例)Windows 10およびWindows 11の更新プログラム(Feature Update、Quality Update)を5年分保持する場合
年に2回5GB以上必要
Feature Update:5GB×2×5=50GB
月に1回以上、2GB以上必要
Quality Update:2GB×12×5=120GB
注)複数の言語の更新プログラムを利用する場合は、利用する言語数分のデータ容量が必要です。
以下のディスク容量が追加で必要です。
CSがインターネットに接続できる場合
配信する1チャネル、1ライセンスにつき、4.5GB以上必要。
例1)基本設定Microsoft 365(旧Office 365)の半期チャネル(特定セキュリティパッチを配信)を設定
1(チャネル)× 4.5 = 4.5GB以上
例2)基本設定でMicrosoft 365(旧Office 365)の半期チャネル(特定セキュリティパッチを配信)、先行検証用のポリシーグループでMicrosoft 365(旧Office 365)の半期チャネル(最新セキュリティパッチを配信)を設定
2(チャネル)× 4.5 = 9GB以上
CSがインターネットに接続できない場合(注)
チャネルの概念の場合(例:Microsoft 365(旧Office 365))
月次チャネル(対象指定含む):27GB以上
半期チャネル(対象指定含む):162GB以上
ライセンスの概念の場合(例:Office2019)
54GB以上
注1)Office配信サーバにもCSと同様のディスク容量が必要です。
注2)複数の言語の更新プログラムを利用する場合は、利用する言語数分のデータ容量が必要です。
拡張前のデータベース割当量は、データベースの拡張の際「運用環境保守ウィザード」の「現在のデータベース使用状況です。」画面の「割当量」に表示されます。必要に応じて確認してください。
ディスクの空き容量として、退避データ格納先に必要となる容量と、データベース格納先に必要となる容量を合算した容量が必要です。
退避データ格納先のドライブには、拡張前のデータベース割当量と同じ容量が必要です。
データベース格納先を別のドライブに変更する場合は、上記で見積もった必要ディスク容量が変更先のドライブに必要です。
データベース格納先のドライブを変更しない場合は、上記で見積もった必要ディスク容量から拡張前のデータベース割当量を差し引いた容量が必要です。
DS
必要CPUスペック
インテル Xeon E5503(2GHz)以上
必要メモリ容量
850MB以上(OSの使用量を含まず)
WSUS連携機能を利用する場合、上記に追加で3.5GB以上
必要ディスク容量
280MB(インストール先)+12MB(システムドライブ:ランタイムライブラリを格納)+ダウンロードソフトウェアサイズ+ダウンロードパッチサイズ(注)以上
注)ダウンロードパッチサイズは、自動パッチ適用機能を使用する場合に必要です。35GB以上のディスク容量が必要です。
WSUSの動作のために必要ディスク容量として最低限40GB必要です。また、追加で更新プログラムのデータ容量が必要です。
例)Windows 10およびWindows 11の更新プログラム(Feature Update、Quality Update)を5年分保持する場合
年に2回5GB以上必要
Feature Update:5GB×2×5=50GB
月に1回以上、2GB以上必要
Quality Update:2GB×12×5=120GB
以下のディスク容量が追加で必要です。
配信する1チャネル、1ライセンスにつき、4.5GB以上必要。
例1)基本設定でMicrosoft 365(旧Office 365)の半期チャネル(特定セキュリティパッチを配信)を設定
1(チャネル)× 4.5 = 4.5GB以上
例2)基本設定でMicrosoft 365(旧Office 365)の半期チャネル(特定セキュリティパッチを配信)、先行検証用のポリシーグループでMicrosoft 365(旧Office 365)の半期チャネル(最新セキュリティパッチを配信)を設定
2(チャネル)× 4.5 = 9GB以上
AC
必要CPUスペック
Pentium IV またはXeon 2GHz以上
必要メモリ容量
256MB以上(OSの使用量を含まず)
必要ディスク容量(注)
620MB以上
注) ファイルシステムは「NTFS(NT File System)」とする必要があります。
CT
推奨CPUスペック
1GHz以上
推奨メモリ容量
300MB以上(OSの使用量を含まず)
最小常駐使用メモリ
通常時:32MB
ソフトウェア稼働状況収集時:300MB
コマンドモードCTは非常駐
推奨ディスク容量
45MB以上(通常版:インストール先)+12MB(システムドライブ:ランタイムライブラリを格納)+パッチ適用時の作業ディスクサイズ(注)
注)パッチ適用時の作業ディスクサイズは自動パッチ適用機能を使用する場合に必要です。
セキュリティパッチを適用する場合
更新プログラムの場合(Windows 10およびWindows 11以外):約200MB以上
累積更新プログラムの場合(Windows 10およびWindows 11):約6GB以上
サービスパックを適用する場合:約9GB
推奨CPUスペック
1GHz以上
推奨メモリ容量
300MB以上(OSの使用量を含まず)
最小常駐使用メモリ
通常時:32MB
ソフトウェア稼働状況収集時:300MB
コマンドモードCTは非常駐
推奨ディスク容量
20MB以上(通常版:インストール先)+12MB(システムドライブ:ランタイムライブラリを格納)+パッチ適用時の作業ディスクサイズ(注)
8MB以上(コマンドモードCT版)
注)パッチ適用時の作業ディスクサイズは自動パッチ適用機能を使用する場合に必要です。
セキュリティパッチを適用する場合
更新プログラムの場合(Windows 10およびWindows 11以外):約200MB以上
累積更新プログラムの場合(Windows 10およびWindows 11):約6GB以上
サービスパックを適用する場合:約9GB
推奨CPUスペック
1GHz以上
推奨メモリ容量
370MB以上(OSの使用量を含まず)
最小常駐使用メモリ
通常時:102MB
ソフトウェア稼働状況収集時:370MB
推奨ディスク容量
220MB以上(通常版:インストール先)+12MB(システムドライブ:ランタイムライブラリを格納)+パッチ適用時の作業ディスクサイズ(注)
注)パッチ適用時の作業ディスクサイズは自動パッチ適用機能を使用する場合に必要です。
セキュリティパッチを適用する場合
更新プログラムの場合(Windows 10およびWindows 11以外):約200MB以上
累積更新プログラムの場合(Windows 10およびWindows 11):約6GB以上
サービスパックを適用する場合:約9GB
ADT
必要CPUスペック
Pentium IV 1GHz以上
必要メモリ容量
512MB以上(OSの使用量を含まず)
必要ディスク容量(注)
6MB以上
注) ファイルシステムは「NTFS(NT File System)」とする必要があります。
プリンタ(棚卸/資産情報確認/レポート出力用)
プリンタは、ACで資産情報をレポートとして印刷する場合に使用します。
使用するプリンタには、以下の性能が必要です。
A4印刷が可能
白黒印刷が可能
600dpi以上の解像度
資産情報をレポートとして印刷する場合には、カラープリンタの利用を推奨します。
なお、プリンタラベルは、一片の大きさ(またはラベルサイズ)が、「63.5×46.5mm」のものを使用してください。
SS
必要CPUスペック
インテル Xeon E5503(2GHz)以上
必要メモリ容量
2.5GB以上(OSの使用量を含まず)
必要ディスク容量
2GB以上
ディスク消去実行する管理対象PC
BIOSで実行している。または、UEFIで動作している場合、 旧BIOS向け互換モードであるCSM機能を有効にする必要があります。