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Interstage Navigator ServerV9.6.0 セットアップガイド Vol.1(Standard Edition用)
FUJITSU Software

5.1.5 xinetdの設定(Linuxでxinetdを使用する場合のみ実施)

Navigatorサーバのインストール時に設定しなかった場合に行います。

Linuxでxinetdを使用する場合のみに必要な設定です。

xinetdが扱うサービスにNavigator Server用のサービスを追加します。通常xinetdにサービスを追加するには、/etc/xinetd.dディレクトリに各サービス用の設定ファイルを作成することで行います。xinetdが扱うサービスの追加方法の詳細については、 OSやディストリビューションのマニュアルを参照してください。

/etc/xinetd.dディレクトリに作成するNavigator Server用の設定ファイルは、以下のような構造で指定します。

設定ファイルの指定方法の詳細は、ディストリビューションのマニュアルなどを参照してください。

service <service_name>
{
      <属性> <代入演算子> <値>...
      ...
}

属性

socket_type

必ず“stream”を設定します。

protocol

必ず“tcp”を設定します。

wait

必ず“no”を設定します。

user

必ず“root”を設定します。

flags

IPv6を使用する場合、“IPv6”を指定します。IPv4のみを使用する場合はflagsの属性を指定する必要はありません。

server

“rnd.shの絶対パス”を設定します。

※「rnd.sh」は、以下のディレクトリに格納されています。

  • /opt/FJSVsnavi/bin

server_args

環境設定ファイルを絶対パスで設定します。

instances

Navigatorサーバの最大接続数に1を加えた値を設定します。

per_source

Navigatorサーバの最大接続数に1を加えた値を設定します。

【記述例】

設定が完了したら、xinetdを再起動するなどしてxinetdに設定の再読み込みを行わせます。これによって上記の設定が有効となります。

xinetdの設定ファイルの詳細、設定の再読み込みの方法については、使用しているディストリビューションのマニュアルなどを参照してください。