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Interstage List Works V11.0.0 操作手引書 運用管理者編
FUJITSU Software

2.2.1 保管フォルダ/帳票のアクセス権を設定する

保管フォルダに対して、管理者ツールによりアクセス権を設定します。第二階層以下のフォルダを作成した場合は、作成した保管フォルダの上位の保管フォルダに設定されているアクセス権が継承されます。

保管フォルダに設定できるアクセス権には以下のものがあります。

保管フォルダ内の帳票は、基本的に保管フォルダのアクセス権が有効になります。

特定の帳票に保管フォルダと異なるアクセス権を設定したい場合は、管理者ツールにより個々に設定します。

帳票に対する各機能は、帳票が格納されている保管フォルダに対するアクセス権と帳票に対するアクセス権の両方で許可されている場合に有効となります。

帳票に対するアクセス権の詳細については、“運用手引書”を参照してください。

操作手順

~で操作する  List Worksサーバで、管理者ツールからリスト管理サーバに接続します。

新規にグループ/ユーザに対するアクセス権を追加する場合

  1. フォルダ/帳票の一覧より、【保管フォルダ】配下から、アクセス権を新規に追加したいフォルダ/帳票を選択します。

  2. 【編集】メニューの【アクセス権の設定】をクリックします。

    選択した項目によって、以下のダイアログボックスが表示されます。

    【フォルダアク権を設定】ダイアログボックス表示されます。

    【帳票のアス権を設定】ダイアログボックス表示されます。

  3. 現在のアクセス権の設定が表示されます。

    アクセス許可を割り当てるグループ/ユーザを追加します。【追加】ボタンをクリックします。

    「ユーザ認証方法」の設定によって、以下のダイアログボックスが表示されます。

    【ユーザまたはグループの選択】ダイアログボックス(オペレーティングシステムによる認証)が表示されます。

    【ユーザまたはグループの選択】ダイアログボックス(ユーザ作成ライブラリによる認証)が表示されます。

  4. 「取得情報」、「項目間の条件」を選択し、「最大件数」を設定します。

    「検索する項目」と「検索する値」、「比較条件」を設定し、【検索】ボタンをクリックします。

    →検索結果が「名前」に表示されます。

  5. 「名前」からグループ/ユーザを選択して、【OK】ボタンをクリックします。

    【フォルダのアクセス権を設定】ダイアログボックスが表示されます。

    【帳票のアクセス権設定】ダイアログボックスが表示されます。

  6. 「名前」に、グループ/ユーザ名が追加されます。

    「名前」のグループ/ユーザを選択します。「アクセス権」に、現在設定されているアクセス権の状態が表示されます。

  7. アクセス権を設定して、【OK】ボタンをクリックします。


グループ/ユーザに対するアクセス権を変更する場合

  1. フォルダ/帳票の一覧より、「保管フォルダ」配下から、アクセス権を変更したいフォルダ/帳票を選択します。

  2. 【編集】メニューの【アクセス権の設定】をクリックします。

    選択した項目によって、以下のダイアログボックスが表示されます。

    【フォルダのアクセス権を設定】ダイアログボックス表示されます。

    【帳票のアクセス権を設定】ダイアログボックス表示されます。

  3. 現在のアクセス権の設定が表示されます。

    「名前」から、アクセス許可を修正するグループ/ユーザを選択します。削除する場合は【削除】ボタンをクリックします。

  4. 「アクセス権」を変更して、【OK】ボタンをクリックします。

注意

アクセス権を設定できるグループ名/ユーザ名は、全角13文字、半角26文字以内で指定してください。

ポイント

  • 【管理者ツール】ダイアログボックスで選択する保管フォルダ/帳票は、複数の選択はできません。

    以下に示すダイアログボックスで選択する「名前」に表示されているグループ/ユーザは複数選択することができます。

    • 【フォルダのアクセス権を設定】ダイアログボックス

    • 【帳票のアクセス権を設定】ダイアログボックス

    • 【ユーザまたはグループの選択】ダイアログボックス

  • 【ユーザまたはグループの選択】ダイアログボックスで、「検索する項目」を<選択名なし>とした場合、または、「検索する値」が未入力の場合は、すべてのグループ/ユーザが「名前」の一覧に表示されます。

    なお、「名前」に表示されるのは、管理者権限のないユーザまたはグループのみです。“Everyone”は特殊なグループであるため、太字で表示され、検索結果に関わらず常に表示されます。