作業概要
帳票を登録します。
作業項目
kkikrgtlコマンドを実行し、帳票を登録します。kkikrgtlコマンドを実行するには、スーパーユーザの権限が必要です。
作業イメージ
帳票を登録する時の、コマンドイメージを以下に示します。
# /opt/FJSVpast/bin/kkikrgtl -f /tmp/0000001 -a /tmp/siwake
説明
以下に、記述形式とパラメータの説明を示します。
◆記述形式
/opt/FJSVpast/bin/kkikrgtl -f 印刷データのファイル名|印刷データの格納パス名 -a 仕分け定義ファイル [-x]
◆オプション
-f 印刷データのファイル名 | 印刷データの格納パス名
ファイル転送により、Linuxサーバに一時的に格納した「印刷データのファイル名」、または「印刷データの格納パス名」を半角文字のフルパスで指定します。
ファイル名を含めて指定した場合は、指定したファイルだけが登録されます。
フォルダのパス名を指定した場合は、指定したフォルダ配下のすべてのファイルが登録されます。
-a 仕分け定義ファイル(.astは除く)
仕分け定義ファイルを半角文字のフルパスで指定してください。
仕分け定義ファイルの格納場所は、任意です。
参照
仕分け定義ファイルについては、“付録D 仕分け定義体”を参照してください。
-x
登録時にエラーが発生したときに受信フォルダに受信した印刷データを削除する場合に指定します。省略すると、登録時にエラーが発生した場合、印刷データは削除されずに受信フォルダに残ります。
なお、登録が正常に終了した場合には、受信フォルダの印刷データは削除されます。
◆復帰値
0
正常
0以外
異常
◆帳票登録時にエラーが発生した場合の対処
何らかの原因により、エラーとなった場合は、エラー内容がsyslogメッセージに表示されます。syslogメッセージに従い、リカバリを行ってください。
参照
syslogメッセージの詳細については、“5.1 メッセージ一覧”を参照してください。