List Worksによる作業で、処理、および動作が遅くなった場合に考えられる原因と、その対策について、以下に説明します。
接続時間は、リスト管理サーバの保管フォルダ数に依存します。不要な保管フォルダを削除し、運用に合わせた適正な保管フォルダ構成とすることを推奨します。
ただし、極端な保管フォルダの削減により、1つの保管フォルダに格納される帳票数が多くなると、帳票一覧表示時の性能が悪くなるため、注意が必要です。保管フォルダ内の帳票数は2,000帳票以内にすることを奨励します。
List Worksでは、通信回線上のデータを圧縮して通信する機能があります。運用する環境(回線速度、データ量など)によっては、データを圧縮することにより、処理が早くなる場合があります。
データを圧縮して通信する場合は、リストナビの【オプション】ダイアログボックスにおいて【接続】タブの「データを圧縮して通信する」をチェックしてください。
Webクライアントから使用する場合は、Web連携の動作環境の変更を行います。ListGatewayの環境設定ファイル(ListGateway.properties)で設定されている「socket.compress」の値を圧縮するように変更してください。
ListGatewayの環境設定ファイル(ListGateway.properties)の詳細については、“環境構築手引書”を参照してください。 |
Windowsがホスト名を解決するために時間がかかっている場合があります。HOSTS ファイルにホスト名とIP アドレスの対応を定義してください。