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Interstage List Works V11.0.0 運用手引書
FUJITSU Software

3.3.3 クライアントサーバ運用(Webクライアントの利用-Web連携)による活用

リスト管理サーバが管理する帳票を、Web連携により、Webクライアントから参照する運用形態です。クライアントサーバ運用で運用しているサーバに接続する形態です。Webクライアント側に、Web連携機能をインストールする必要がないという利点があります。帳票を参照するときは、Web連携機能(Webゲートウェイサーバ)に接続します。

リスト管理サーバとList Worksクライアントの設置位置の関係に制約がないため、各クライアントが離れている場合に有効です。検索などのさまざまな処理をリスト管理サーバで行うため、List Worksクライアントと同等の利点があります。

ただし、Webクライアントからの参照とList Worksクライアントからの参照では、フォルダ・帳票の一覧操作や帳票の管理に機能差があります。

参照

WebクライアントとList Worksクライアントの機能差については、“付録A 機能比較”を参照してください。

イントラネットでの構成を以下に示します。

Web連携は、List Works帳票をWeb環境で閲覧する機能です。

利用者は、Webクライアント(Webブラウザ)からList WorksのWeb連携(Webゲートウェイサーバ)に接続することにより、リスト管理サーバの保管フォルダに格納されている帳票の一覧表示や帳票の表示、印刷、検索、データ変換、PDFでの表示/保存などを行うことができます。

また、ポーリング印刷機能を利用することにより、リスト管理サーバの保管フォルダ内を監視して、帳票が登録された時点で、その帳票を自動的に印刷することができます。

参照

Web連携を利用する場合に必要なサーバ側の環境設定については、“環境構築手引書”を参照してください。

Webクライアントからの操作については、“操作手引書 利用者編”を参照してください。