リスト管理サーバが管理する帳票を、Web連携により、Webクライアントから参照する運用形態です。クライアントサーバ運用で運用しているサーバに接続する形態です。Webクライアント側に、Web連携機能をインストールする必要がないという利点があります。帳票を参照するときは、Web連携機能(Webゲートウェイサーバ)に接続します。
リスト管理サーバとList Worksクライアントの設置位置の関係に制約がないため、各クライアントが離れている場合に有効です。検索などのさまざまな処理をリスト管理サーバで行うため、List Worksクライアントと同等の利点があります。
ただし、Webクライアントからの参照とList Worksクライアントからの参照では、フォルダ・帳票の一覧操作や帳票の管理に機能差があります。
参照
WebクライアントとList Worksクライアントの機能差については、“付録A 機能比較”を参照してください。
イントラネットでの構成を以下に示します。
Web連携は、List Works帳票をWeb環境で閲覧する機能です。
利用者は、Webクライアント(Webブラウザ)からList WorksのWeb連携(Webゲートウェイサーバ)に接続することにより、リスト管理サーバの保管フォルダに格納されている帳票の一覧表示や帳票の表示、印刷、検索、データ変換、PDFでの表示/保存などを行うことができます。
また、ポーリング印刷機能を利用することにより、リスト管理サーバの保管フォルダ内を監視して、帳票が登録された時点で、その帳票を自動的に印刷することができます。
参照
Web連携を利用する場合に必要なサーバ側の環境設定については、“環境構築手引書”を参照してください。
Webクライアントからの操作については、“操作手引書 利用者編”を参照してください。