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Interstage List Works 帳票保管活用機能トラブルシューティング
FUJITSU Software

9.1.26 【検索】ダイアログボックスで、検索結果に「表形式の一覧」を指定すると、検索結果が表示されない。(「行の一覧」を指定した場合は、検索結果が表示される。)または、データ変換ができない。

[発生するVL]

Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL

[原因1

検索対象の文字が、帳票項目に完全に含まれていない。

[対処1

帳票項目の範囲を設定し直してください。

帳票項目を設定する画面では、行を示す罫線が表示されます。この罫線は、文字の一番下を表しています。検索対象の文字、および罫線を完全に含み、帳票項目を設定する必要があります。

なお、帳票の表示倍率を拡大することで、正しく帳票項目の範囲を指定できたかが確認できます。


[原因2

同一行で文字の左下座標が揃っていないため、データを表の形式にして、検索結果を表示できない。

[説明2

List Worksでは、同一行に見える場合でも、文字の左下座標が異なっているときは、別の行として扱います。

[対処2

List CreatorまたはFORMで作成した帳票定義体の項目を、同一行の項目の左下座標と合わせてください。

座標を合わせるには、一般的には、グリッドの「強制」、または「グリッド整列」の機能を使用します。

なお、座標の修正は、当該項目のプロパティで行うこともできます。

グリッドの「強制」、「グリッド整列」、「プロパティ」の機能の詳細については、List Creatorまたは FORMのマニュアルを参照してください。


[原因3

「重ね打ち」された印刷データが登録されている。

[説明3

List Worksでは、「重ね打ち」された印刷データをサポートしていません。

重ね打ちとは、1行に複数の印刷データが重ねて出力されることを示します。

[対処3

印刷データの文字を同じ位置に重ねて印字しないように、帳票を設計してください。