[発生するVL]
Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL
[原因1]
検索対象の文字が、帳票項目に完全に含まれていない。
[対処1]
帳票項目の範囲を設定し直してください。
帳票項目を設定する画面では、行を示す罫線が表示されます。この罫線は、文字の一番下を表しています。検索対象の文字、および罫線を完全に含み、帳票項目を設定する必要があります。
なお、帳票の表示倍率を拡大することで、正しく帳票項目の範囲を指定できたかが確認できます。
[原因2]
同一行で文字の左下座標が揃っていないため、データを表の形式にして、検索結果を表示できない。
[説明2]
List Worksでは、同一行に見える場合でも、文字の左下座標が異なっているときは、別の行として扱います。
[対処2]
List CreatorまたはFORMで作成した帳票定義体の項目を、同一行の項目の左下座標と合わせてください。
座標を合わせるには、一般的には、グリッドの「強制」、または「グリッド整列」の機能を使用します。
なお、座標の修正は、当該項目のプロパティで行うこともできます。
グリッドの「強制」、「グリッド整列」、「プロパティ」の機能の詳細については、List Creatorまたは FORMのマニュアルを参照してください。
[原因3]
「重ね打ち」された印刷データが登録されている。
[説明3]
List Worksでは、「重ね打ち」された印刷データをサポートしていません。
重ね打ちとは、1行に複数の印刷データが重ねて出力されることを示します。
[対処3]
印刷データの文字を同じ位置に重ねて印字しないように、帳票を設計してください。