[発生するVL]
Windows版V7.0L10以降、Solaris版V8.0.0以降
[原因]
以下の条件を満たす場合、入力監視時間に従い、タイムアウトエラーになる。
以下に示すサーバ機能APIのうち、いずれかを使用している。
LW_StartServerApi
LW_EndServerApi
LW_DeleteKeepFile
LW_ChangeKeepFile
LW_CopyKeepFile
LW_MoveKeepFile
LW_CreatePDFFile
LW_CreatePDFFileEx
LW_RemotePrint(Windows版のみ)
上記のサーバ機能APIを実行後、次のAPIを実行するまでの時間が入力監視時間に設定した時間よりも長い。
[対処]
入力監視時間の設定を以下のどちらかに変更することで、APIのタイムアウトを防止することができます。
0(入力監視を行わない)
APIを実行する間隔より長い時間
入力監視時間は、Webゲートウェイサーバのセッション有効時間より長く設定する必要があります。
このため、入力監視時間を変更する場合は、APIを実行する間隔より大きな値、かつセッション有効時間より大きな値を設定してください。
入力監視時間を設定するダイアログボックス、またはファイルは以下の通りです。
■Windows版
【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスの【接続】タブの「入力監視時間」(分単位)
■Solaris 版
サーバ動作環境ファイルの入力監視時間(INTIMEキーワード(分単位))
Webゲートウェイサーバのセッション有効時間を確認するには、以下のフォルダにあるWeb連携の環境設定ファイル(ListGateway.propertiesファイル)の「session.inactiveinterval」(秒単位)を参照してください。
■Windows版
List Worksのインストール先フォルダ\Web\property
■Solaris版
/$DIR/FJSVlw-gw/property ($DIRはWeb連携のインストール先ディレクトリでデフォルトはopt)
≪注意≫
入力監視時間を長く設定すると、通信異常で切断された場合も、長時間セッションが残ることになります。