[詳細]
[環境]および[条件1]を満たしている場合に、空白の画面が表示される。
[環境]および[条件2]を満たしている場合に、1ページ目以外のページで帳票が表示される。
Webアプリケーションに、以下のいずれかのメソッドが使用されている。
Javaクラス(ListConfig)のaddSheetPathメソッド
Javaクラス(ListConfig)のsetSheetPathメソッド
以下の順序でWebアプリケーションを操作する。
帳票を選択し、表示する。
帳票表示画面以外の画面に遷移する。
帳票を選択し、表示する。
以下の順序でWebアプリケーションを操作する。
帳票を選択し、表示する。
帳票表示画面で、別のページを表示する。
帳票表示画面以外の画面に遷移する。
帳票を選択し、表示する。
[発生するVL]
Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL
[原因]
List Worksの仕様です。
[対処]
以下の対処を行ってください。
Web連携の環境設定ファイル(ListGateway.propertiesファイル)に、以下の設定を追加してください。
api.listconfig.setsheetpath.init=1
ただし、上記の設定を行うと、以下のメソッドの復帰値が「-1」以外の値で返却されていましたが、「-1」で返却されるようになります。
getActivePageメソッド
getSheetNoメソッド
このため、上記のメソッドを使用している場合は、Webアプリケーションを見直してください。
なお、元の動作に戻す場合は「api.listconfig.setsheetpath.init」に「0」を指定してください。
Web連携の環境設定ファイル(ListGateway.propertiesファイル)は、以下に格納されています。
Windows版の場合
List Worksのインストール先フォルダ\Web\property
Solaris版の場合
/$DIR/FJSVlw-gw/property ($DIRはWeb連携のインストール先ディレクトリでデフォルトはopt)
Linux版の場合
/opt/FJSVlw-gw/property
対処はありません。
Windows版V10.3.0、または、Solaris版V10.1.0を使用している場合は、以下の緊急修正を適用した後で設定してください。
Windows版V10.3.0の場合
T009185WP-03以降
Windows版V10.3.0Aの場合
T010446WP-02以降
Solaris版V10.1.0の場合
T009002SP-02以降
Windows版V10.3.0B以降、Solaris版V11.0.0版以降、またはLinux版V11.0.0版以降を使用している場合は、緊急修正の適用は不要です。