[発生するVL]
Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL
[原因]
イメージとして登録された外字は黒色で表示・印刷される。(List Worksの仕様)
■List Worksクライアントの場合(List WorksサーバがWindows版のみ)
利用者定義文字がイメージで運用されている。(オープン帳票のベンダ固有文字は、必ず文字コードで登録される。)
■Webクライアントの場合
ベンダ固有文字および利用者定義文字が文字コードで運用されているが、Web連携の環境設定ファイル(ListPrint.propertiesファイル)の「option.view.imagetext」に「1」が設定されている。
[説明]
Web連携では、オープン帳票のベンダ固有文字および利用者定義文字について、以下のような運用ができる。
印刷データ(.spl)のうち、ベンダ固有文字および利用者定義文字をイメージで表示する場合
Web連携の環境設定ファイル(ListPrint.propertiesファイル)の「option.view.imagetext」に「1」を設定する。
印刷データ(.spl)をそのまま表示する場合
Web連携の環境設定ファイル(ListPrint.propertiesファイル)の「option.view.imagetext」に「0」を設定する。
[対処]
本現象が発生するクライアントにより、以下の対処を行ってください。
■List Worksクライアントの場合(List WorksサーバがWindows版のみ)
イメージとして登録されている利用者定義文字を文字コードとして運用してください。
文字コードとして運用する場合には、List Worksサーバとクライアントの両方に利用者定義文字を登録する必要があります。
利用者定義文字の登録については、“運用手引書”およびCharset Manager のマニュアルを参照してください。
■Webクライアントの場合
リスト管理サーバがインストールされたサーバ上のList Worksクライアントを起動してください。
帳票を表示・印刷し、対象の文字の色がどのように表示・印刷されるか確認してください。
色が設定どおり出力される場合は文字コードで、黒色で出力される場合はイメージで運用されていることがわかります。
色が設定どおりに出力される場合
Web連携の環境設定ファイル(ListPrint.propertiesファイル)の「option.view.imagetext」に「0」を設定してください。(*1)
黒色で出力される場合
「List Worksクライアントの場合(List WorksサーバがWindows版のみ)」と同様の対処をしてください。
*1)Web連携の環境設定ファイル(ListPrint.propertiesファイル)の格納場所:List Worksのインストール先フォルダ\Web\Property配下