[発生するVL]
Windows版全VL
[原因1]
情報連携機能で指定した値がAPSのデータ訂正機能により、書き換えられた。
[説明1]
情報連携機能で指定した値は、印刷データ中に格納されます。
APSのDFNWTRコマンド のPRINTオペランドの第2パラメタに1~255の値を指定すると、印刷データ中の文字列の切り捨ておよび不当な文字の空白(0x40)への置き換えが発生します。
例) DFNWTR PRINT(* 255 *)
これにより、List Worksが正しく帳票情報を認識することができなくなります。
[対処1]
APSのデータ訂正機能を抑止します。
例) DFNWTR PRINT(* * *)
[原因2]
APSのデータ圧縮機能により、印刷データ中に格納されている帳票情報の末尾の空白(0x40)が取り除かれた。APSは、サーバに印刷データを転送する際に転送効率を上げるため、印刷データの各レコードの末尾の空白(0x40)を削除する。これにより、List Worksが正しく帳票情報を認識することができなくなる。
[対処2]
ListWORKS仕分け連携プログラムまたはLISTVIEW for A-SPOOL連携プログラムの情報連携定義を変更し、帳票情報の末尾が空白(0x40)とならないようにしてください。
帳票情報を定義したファイル(LV-TITLEなどを定義したファイル)の先頭に、ASPOOL-USER=1を追加する。
第4オペランドに'C'を定義している部分を検索する。
例) %(6@1,0,16,C)
第4オペランドの'C'を'CS'に、すべて変更する。
例) %(6@1,0,16,C) → %(6@1,0,16,CS)