以下に、PDF文書情報ファイルの各キーワードとList Creatorの帳票出力インタフェースで指定可能なパラメタとの対応について示します。
ポイント
COBOLアプリケーション連携機能使用時に指定可能なキーワードについては、オンラインマニュアル“COBOLアプリケーション連携機能編”を参照してください。
キーワード名 | 説明 | 帳票出力インタフェースでの指定 | PDF環境設定ファイルでの指定 |
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PDF変換機能用PDF文書情報ファイルの宣言です。 | - | ○ | |
値にONを指定した場合、PDFをAES暗号で暗号化します。 | - | ○ | |
PDFファイルのセキュリティオプションとして、注釈、フォームフィールドの追加、変更の許可/不許可を設定します。 | ○(*1) | - | |
PDFファイルの文書情報の作成者を記述します。 | ○(*1)(*3) | - | |
PDFファイルに自動印刷方式を設定します。 | ○(*1) | - | |
バーコード項目のサイズがデフォルトのバーコード幅より小さい場合、収まるように縮小して出力します。 | -(*1) | - | |
値にONを指定した場合、文書ウィンドウを画面の中央に表示します。 | - | - | |
PDFファイルにファイルを埋め込むときに、そのファイルが存在するべきフォルダのパスを指定することができます。 | - | - | |
PDFファイルに埋め込む任意のデータファイルのパス名を指定します。 | ○(*1) | - | |
PDFファイルを生成するファイルパスに記述されたディレクトリが存在しないときは、ONの場合にディレクトリ生成を行います。OFFの場合は、“PDF作成エラー”となります。 | - | - | |
値にONを指定した場合、PDF-TITLEで指定されている文字列をAdobe Readerのタイトルバーに表示します。OFFを指定するとPDFファイル名が表示されます。 | - | - | |
PDFファイルのエンベッドする文字範囲を設定します。 | ○(*1) | - | |
PDFファイル中で使用される欧文のフォントのエンベッドを行わなくても、出力したPDFファイルが英語版のAdobe Readerで閲覧可能になります。 | - | ○ | |
値にONを指定した場合、最初に表示されるページのサイズに適合するように文書ウィンドウのサイズを変更します。 | - | - | |
ファイルオープン時にAdobe Readerの表示をフルスクリーンモードにすることができます。 | ○(*1) | - | |
Charset Managerの日本語資源管理で設定した業務名の利用者定義文字を使ってPDF出力を行います。 | - | - | |
ファイルオープン時にAdobe Readerのメニューバーの表示/非表示を設定できます。 | ○(*1) | - | |
ファイルオープン時にAdobe Readerのツールバーの表示/非表示を設定できます。 | ○(*1) | - | |
値にONを指定した場合、文書ウィンドウのユーザインタフェース要素(スクロールバーやナビゲーション用コントロールなど)を隠し、文書の内容だけが表示されます。 | - | - | |
PDFファイルを開いたときのページレイアウトを設定します。 | - | - | |
PDFファイルを開いたときに表示されるページを指定します。 | - | - | |
PDFファイルを開いたときの表示倍率を指定します。 | - | - | |
PDFフォント登録を行ったフォントに対して使用する利用者定義文字を設定します。 | - | ○ | |
PDFファイルにJPEG画像を埋め込む際のJPEG画像にエラーがあった場合の挙動についての設定を行います。 | - | ○ | |
JPEGデータの変換方法を設定します。 | - | ○ | |
JPEG圧縮時の品質を設定します。 | ○(*1) | - | |
暗号化キー長を128bitとしてPDF変換を行います。 | - | - | |
PDFファイルのページレイアウトを設定します。 | -(*2) | ○ | |
List Creator デザイナでURI閲覧制限機能を設定したPDFファイルの閲覧を許可するURIを設定します。 | ○(*1) | - | |
List Creator デザイナで設定したURI閲覧制限機能を無効にします。 | ○ | - | |
値にONを指定した場合、文書情報からメタデータを生成してPDFファイルに埋め込みます。OFFを指定した場合はメタデータを埋め込みません。 | - | ○ | |
2値データをMMRで圧縮します。 | - | ○ | |
PDFファイルのセキュリティオプションとして文書の変更の許可/不許可を設定します。 | ○(*1) | - | |
値にONを指定した場合、PDFファイルに埋め込むメタデータを暗号化しません。OFFを指定した場合は埋め込むメタデータを暗号化します。 | - | ○ | |
値にONを指定した場合、PDFファイル中で使用されるOCR-Bフォントのエンベッドを行いません。OFFを指定した場合はOCR-Bフォントの埋め込みが行われます。 | - | ○ | |
値にONを指定した場合、文書の印刷時、ページの拡大/縮小をなしに設定します。OFFを指定した場合は、ビューアアプリケーションの印刷設定に従います。 | - | ○ | |
Adobe ReaderでPDFファイルを開く際に必要なパスワードを記述します。 | ○ | - | |
値にON を指定した場合、オーバレイ文字の文字配置を計算して出力します。OFFを指定した場合は計算せず、オーバレイデータの値で出力します。 | - | ○ | |
PDFファイルを開く際のしおりやサムネールイメージの表示方法を設定することができます。 | - | - | |
PDFファイルのセキュリティ情報として印刷の許可/不許可を設定します。 | ○(*1) | - | |
PDFファイルのResource辞書をページごとに作成します。 | - | ○ | |
AcrobatでPDFファイルのセキュリティオプションを変更する際に必要なパスワード(セキュリティオプション変更パスワード)を記述します。 | ○ | - | |
PDFファイルのセキュリティオプションとしてテキストとグラフィックスの選択の許可/不許可を設定します。 | ○(*1) | - | |
PDFファイルの文書情報のサブタイトルを記述します。 | ○(*1)(*3) | - | |
PDFファイルの文書情報のタイトルを記述します。 | - | - | |
値にONを指定した場合、PDFファイル中で使用される文字コード(Unicode)「0x005C」を「0x00A5」に変換しません。OFFを指定した場合は変換します。 | - | ○ |
○:指定可能
-:指定不可
*1:
List Creator デザイナの「文書情報設定画面」で指定可能です。
文書情報設定画面は、帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブ内にある「文書情報」から表示されます。
*2:
List Creator デザイナの[拡大/縮小印刷]タブで指定可能です。
[拡大/縮小印刷]タブは、帳票様式定義のプロパティ画面で表示されます。
*3:
帳票出力インタフェースのオプション、またはPDF文書情報ファイルでJIS第三水準/第四水準漢字が使用できます。帳票出力時のオプションの文字については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”を参照してください。