文字入力を設定する
以下の文字入力を設定します。
Charset-入力アシストを起動した時の入力状態の設定
入力時に確定する文字の設定
テンキーでの文字入力時に半角文字で入力する設定
句読点/記号を常に全角文字/常に半角文字で入力する設定
操作手順
動作環境ダイアログを起動します。
「基本」をクリックします。
行う設定によって、操作が異なります。
Charset-入力アシストを起動した時の入力状態を設定する場合
「初期入力状態」の各項目を設定します。
「文字の種類」で、どの文字を入力できる状態にするか選択します。ひらがな/カタカナ/英数から選択できます。
「ローマ字/かな」で、ローマ字入力/かな入力のどちらの方式で文字を入力できる状態にするか選択します。
「文字の幅」で、どの文字幅で文字を入力できる状態にするか選択します。半角/全角から選択できます。
入力時に確定する文字を設定する場合
「直接確定文字」を設定します。
チェックを付けると、その文字は確定入力されます。
テンキーでの文字入力時に半角文字で入力する場合
「句読点/記号の入力文字幅」の「テンキー」から「常に半角」を選択します。
句読点/記号を常に全角文字/常に半角文字で入力する場合
「句読点/記号の入力文字幅」を設定します。
「常に全角」/「常に半角」/「入力文字サイズ」から選択できます。
[OK]ボタンをクリックします。
文字入力の環境が設定されます。
変換方法を設定する
かなを変換するときの変換結果に関して以下を設定します。
文字コード入力時に使用するコード体系
ローマ字かな入力時にローマ字を変換候補に含める設定
操作手順
動作環境ダイアログを起動します。
「基本」をクリックします。
行う設定によって、操作が異なります。
文字コード入力時に使用するコード体系を設定する場合
「コード入力体系」を設定します。
「区点」は10進数で表します。
入力用のマスタコード系がUnicode(2004MS)以外の場合は、2バイト文字を1~120区、1つの区を1~94点に分けたものです。たとえば、1601に割り当てられている「亜」は、16区の1点になります。
入力用のマスタコード系がUnicode(2004MS)の場合は、1~2面、1~94区、1~94点で分けたJIS2004の面区点となります。
4桁の値は、1面の区点となり、5桁の値は面区点となります。
「JIS」は、区点コードを16進のコードに変換したものです。
「シフトJIS」は、JISコードを1バイト文字のコードと重ならないように変換したものです。
「Unicode」は、4~6桁の16進数で表します。
4桁の値は、第0面(BMP)となります。また、5桁以上の値は、U+10000~U+10FFFFの範囲となります。例えば"004E00"は"4E00"とはみなされません。
ローマ字かな入力時にローマ字を変換候補に含める設定
「ローマ字かな入力時に元のローマ字を変換候補に含める」にチェックを付けます。
[OK]ボタンをクリックします。
変換の環境が設定されます。
入力予測候補の表示方法を設定する
かな漢字変換のときに使用する変換候補リストや、単漢字変換機能で使用する単漢字変換ウィンドウの以下を設定します。
入力予測の候補の表示方法
「入力予測」とは、入力・変換される語を学習して、読みのはじめの何文字かを入力するだけで予測候補を表示する機能です。
操作手順
動作環境ダイアログを起動します。
「基本」をクリックします。
表示されている設定を変更します。
「入力予測候補リストを表示する」にチェックを付けると、入力予測候補が表示されます。入力予測候補を表示しない場合は、入力予測用の学習も行いません。
「□文字以上の入力で入力予測する」では、読みを何文字以上入力したときに予測候補を表示するかを設定できます。1~10文字の間で設定できます。
[OK]ボタンをクリックします。
変換候補の環境が設定されます。
注意
入力予測の候補の表示方法の設定項目では、UCS-4の2面に定義されている文字について、1文字を2文字として扱います。