よみのはじめの何文字かを入力するだけで予測候補を表示する機能を「入力予測」といいます。よく入力する語句で長いよみのものを、短いよみで簡単に入力できます。
「入力予測」は、入力された語句を学習して、学習データを元に候補を表示します。単語登録したときにも学習します(動詞、形容詞は除く)。
操作手順
よみを入力します。
はじめの何文字かを入力した段階で変換候補が表示されます。
適当な候補が表示されない場合は、引き続きよみを入力してください。
適当な候補があった場合は、[↑]/[↓]キーで候補を選択して[Enter]キー([確定]キー)を押します。
候補の選択は、[Ctrl]+[変換]キー/[Ctrl]+[無変換]キーを押してから[Enter]キーを押しても行えます。
候補の選択は、マウスで2回クリックしても行えます。
よみが目的の語句に変換されます。
注意
適当な候補が表示されない場合は、通常の漢字変換を行ってください。
入力予測機能使用時、以下のような現象が発生することがあります。
使用するアプリケーションによっては、予測候補の位置がよみの位置のすぐ近くにならない場合や、よみに重なって表示される場合があります。
使用するアプリケーションによっては、通常のかな漢字変換の候補リストを表示させるまで入力予測候補リストが表示されなかったり、正しい文字として表示されない場合があります。
Microsoft Excelなどの表計算ソフトで使用するときは、入力予測候補リストを[Enter]キーで確定させると、入力した文字列がさらに変更される場合があります。このような場合は、[→]キーなどで確定してください。[→]キーで確定しても変更される場合は、表計算ソフトのオートコンプリート機能を解除してください。
よみを2行以上にわたって入力するとき、入力予測候補リストがよみに重なって表示されることがあります。
参考
入力予測の学習データは、一定の大きさを超えると古いものから順番に消去されます。
他のユーザが入力した文字列で学習されたデータは、使用できません。
動作環境ダイアログの「基本」の「入力予測候補リストを表示する」で、入力予測の候補を表示しないように設定できます。
不要な入力予測候補だけを削除することもできます。削除方法は、以下のとおりです。
単語抹消を行う入力予測の候補のよみを入力し、入力予測候補を表示します。
[↑]キー/[↓]キーで抹消したい予測候補を選択します。
[Delete]キーまたは[Ctrl]+[M]キー([単語抹消])を押します。
登録した単語が抹消されます。
使用するユーザ辞書を変更しても、入力予測の学習データは削除されません。辞書共通で使用します。