Charset-入力アシストのインストール時に既定の言語になるように指定した場合でもシステムの既定の言語として利用できないことがあります。
この場合は、ログオンし直してください。
「既定の入力方式の上書き」に表示される情報と既定の言語として使用される入力方式が異なることがあります。
この場合、「既定の入力方式の上書き」にて、再設定し保存することで設定に表示される内容と動作を一致させることができます。
既定の言語に設定した際の動作はOSの設定により異なります。
「アプリウィンドウごとに異なる入力方式を設定する」を選択しない場合、すべてのアプリケーションで使用するIMEが共有され、新しくアプリケーションを起動してもIMEは切り替わらないことがあります。この場合、「アプリウィンドウごとに異なる入力方式を設定する」を選択状態にしてください。
本マニュアルでの説明は、「ユーザー アカウント制御」について、次のように設定されている状態(ホーム ユーザー向けの初期状態)を前提としています。
「ユーザー アカウント制御」が有効
「アプリがコンピューターに変更を加えようとする場合のみ通知する(既定)」に設定されている
なお、「ユーザー アカウント制御」の有効/無効や、その動作に関連する設定については、Windowsのヘルプでその影響などを良くご確認ください。
「ユーザー アカウント制御」が有効の場合、管理者アカウントで日本語資源の取出し環境の設定、日本語資源の取出しおよび移入を行おうとすると、OSにより権限昇格ダイアログボックスが表示されます。また、標準ユーザアカウントでこれらの操作を行う場合は、設定や手順が別途必要となります。日本語資源の取出しや移入を行う方法について詳しくは、「3.8 運用時のユーザアカウント」を参照してください。
Charset-入力アシストの機能(例えばマルチボードなど)を使用中に、DFCopy.exeコマンドによる日本語資源の移入が実行されると、使用中のCharset-入力アシストの機能が終了した後に、日本語資源の移入処理が継続して実行され、その時にOSにより権限昇格ダイアログボックスが表示されることがあります。なお、DFCopy.exeコマンドについて詳しくは、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源適用編」の第3章の「辞書を移入する」を参照してください。
DFCopy.exeコマンドの実行時にOSにより表示される権限昇格ダイアログボックスに対して、権限昇格に同意しなかった場合は、日本語資源の移入が実行されません。DFCopy.exeコマンドについて詳しくは、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源適用編」の第3章の「辞書を移入する」を参照してください。
Charset-入力アシストを利用する際には、クライアントPCで使用する言語(日本語入力方式:IME)を、Charset-入力アシストに切替えてください。
Charset-入力アシストを標準の言語に設定した環境で、本システムを使用しないで文字入力を行いたい場合には、他の言語に切替えてご使用ください。
Charset-入力アシストに対して配付される資源は、同じPC内でCharset-入力アシストを言語登録しているすべてのユーザに対し反映されます。
Charset-入力アシストの配付資源を更新する際、タイミングによっては配付資源を使用中で更新できないことがあります。この場合は、次回ログオン時に更新されます。
その他の制限事項や注意事項については、Charset-入力アシストの「ソフトウェア説明書」を参照してください。
Windows上のIME(入力アシストを含む)は、Unicodeをコード系として動作しています。そのため、入力用のマスタコード系をシフトJIS(MS)にした場合、同じ字形に複数の文字コードが重複して割り当てられている文字については、特定の文字コードしか入力できません。
重複するコードの一覧については、シフトJISとUnicode間の変換問題に関するMicrosoft社の技術情報等を参照ください。