JEFの変換が「領域重視」に設定されている可能性があります。
JEF(領域重視)からUCS2変換は行えません。字形重視に設定して行ってください。
参照
"Charset Manager 使用手引書 標準コード変換機能編"の "第4章 変換規則の変更"
Unicodeへの変換で、キーワード値として“UCS2”を指定しているためです。
Windows版の場合、BOM(0xFFFE)が付加されたリトルエンディアンに変換されますが、Solaris版の場合、BOMなしのビッグエンディアンに変換されます。
同じ変換結果にするためには、キーワード値として“UCS2LE”を指定してください。変換結果は、BOMなしのリトルエンディアンになります。
以下の原因が考えられます。
環境変数 ICONV_CONVERT_TYPEの設定がされていない。
環境変数 ICONV_CONVERT_TYPEにシフト JISの種類として "r90"以外が指定されている。
iconvコマンドではキーワード値に代表コード系を指定した場合、環境変数で指定されているコード系として変換を行います。
以下のどちらかの対処を行ってください。
iconvコマンドの変換元コード系キーワード値に "r90"と指定する。
iconv -f r90 -t U90 ファイル名
環境変数 ICONV_CONVERT_TYPEにシフト JISの種類として、 "r90"を指定してから、変換元キーワード値に "sjis"を指定する。
iconv -f sjis -t U90 ファイル名
参照
"Charset Manager 使用手引書 標準コード変換機能編"の "4.2 環境変数(UNIX系)"