Charset Managerを再インストールした後、資源の復元を行う前に業務を作成した可能性があります。
以下の手順で資源の復元を行ってください。
エラーメッセージに表示された業務名の業務を、別の業務に複写します。
エラーメッセージに表示された業務名の業務を削除します。
再度、資源の復元を行います。
まだエラーメッセージが表示される場合には、 1.~3.の処理を繰り返します。
本現象は、外字の処理中に日本語資源管理が発行しているWindowsメッセージ(WM_FONTCHANGE)に対して、応答しないユーザアプリケーションが存在している場合に発生する可能性があります。
以下の対処で回避してください。
外字の登録(移入)または削除時にはユーザアプリケーションを動作させない 。
ユーザアプリケーションをバックグラウンドで動作させる。(ユーザアプリケーションがバックグラウンドで動作可能な場合)
ユーザアプリケーションの見なおし(フォント変更通知(WM_FONTCHANGE)に応答を返すようにユーザアプリケーションを修正)
以下のようなエラーが表示されます。
ダイナミックリンクライブラリ F3CEICNV.dll が指定されたパス XXX に見つかりませんでした。
F3ceicnv.dllが見つからなかったため、 このアプリケーションを開始できませんでした。
他の製品のインストールまたはアンインストール時にPATH環境変数が変更されているためです。
OSを再起動してから、日本語資源管理を起動してください。
日本語資源管理の外字一覧で表示するコードの対応関係は、表示しているフォントシステムのコード系から他のコードにコード変換した結果を表示しています。
一つの業務に三つ以上の異なったコード系のフォントシステムを設定している場合で、そのうちの二つのコード系に対してコードの対応定義を行っている場合に、この現象となります。
例えば、お客様が41A2(JEFKANA)と、F040(SJISMS)を対応定義し、JEF、シフトJIS(MS)、Unicodeのフォントシステムを業務に定義している場合は、以下のように表示されます。
シフトJIS(MS)のフォントシステムを表示した場合
シフト JIS(MS) | f040 |
JEF | 41a2 |
Unicode | e000 |
Unicodeのフォントシステムを表示した場合
Unicode | e000 |
JEF | 88a1 |
シフト JIS(MS) | f040 |
これは、JEFとシフトJIS(MS)は対応関係を変更していますが、UnicodeとJEFの対応関係が変更されていないためです。
以下のように表示させるには、41A2(JEFKANA)と、E000(UCS2)も対応定義してください。
シフト JIS(MS)のフォントシステムを表示した場合
シフト JIS(MS) | f040 |
JEF | 41a2 |
Unicode | e000 |
Unicodeのフォントシステムを表示した場合
Unicode | e000 |
JEF | 41a2 |
シフト JIS(MS) | f040 |
参照
制御文読込みでエラーが出ている可能性があります。
[制御文読込み]を実施すると結果が画面に表示されますが、最終行に以下の文字列で始まるメッセージが出ていないかどうか確認してください。(xx は数値)
JOD3xxI-E
JOD3xxI-S
JOD3xxI-U
これらが出力される場合には、制御文読込みでエラーが発生しています。
参照
メッセージの対処については、以下を参照してください。
"Charset Manager 使用手引書 標準コード変換機能編"の"H.2 文字コード変換表カスタマイズでの出力メッセージ"
仕様です。[資源の復元]機能は、同一バージョンで退避された資源のみ復元できます。
旧バージョンからの資源移行の方法については、以下のマニュアルの手順を参照してください。
参照
"Charset Manager インストールガイド"の"第4章 資産の移行"