日本語資源管理から取り出すとき、ドットからアウトライン に変換します。また、日本語資源管理に登録するとき、アウトラインからドットに変換します。
ドットからアウトライン、アウトラインからドットというように変換を繰り返すと、字形に変化が生じます。これは、例えばアウトラインからドットへ変換するときに、曲線や斜線などの位置によってどのドットに印を付けるかが難しいためです。
ありません。
UDC 管理では、1台の資源管理サーバで1業務のみの外字管理であり、システムのフォントを使用して管理していました。
日本語資源管理では、1台の資源管理サーバで複数業務の外字が管理できるように、外字の管理方法を変更しています。
日本語資源を資源管理サーバ自身に適用するには、以下の手順にしたがって適用してください。
日本語資源管理機能で、以下の操作を行います。
配付情報の配付方法に「Charset Managerの資源配付機能で配付する。」を選択します。
配付情報にサーバグループを追加します。
サーバグループ名に任意の値を設定します。サーバ名/IPアドレスに資源管理サーバの情報を設定します。
配付情報のサーバグループ配下にクライアントグループを追加します。
クライアントグループ名に任意の値を設定します。クライアントグループに適用する日本語資源を設定します。
日本語資源管理のメニューの[業務]から[配付]を選択し、日本語資源を2.で追加したサーバ(自分自身)に配付します。この操作により、クライアント機能で取出し可能な日本語資源を作成します。
クライアント機能で、以下の作業を行います。
[日本語資源取出し環境の設定]ダイアログボックスの配付元サーバ情報に、以下のように設定をします。
サーバのシステム:Windows系
サーバ名/IPアドレス:資源管理サーバのサーバ名またはIPアドレス
[日本語資源取出し]を実行し、日本語資源を資源管理サーバへ適用します。
日本語資源管理で外字一覧の表示などにより外字を処理している間は、一時的にシステムの外字環境を変更するためです。
外字を扱うアプリケーションと日本語資源管理は、別マシンで運用することを推奨します。やむをえず共存する場合には、業務の運用中に日本語資源管理を起動しないようにしてください。
また、List Worksなど外字を扱うアプリケーションで外字を扱う際には、外字を適用してから扱うようにしてください。
登録しようとしている外字が256メッシュでない可能性があります。
Charset Managerでは、Windowsの標準である、256メッシュの外字のみ扱うことができます。
他のユーザ(Administrators権限のユーザなど)が、すでに外字を更新している可能性があります。
以下の手順を実施して、管理ディレクトリに対し、Power Users権限ユーザのアクセス許可に「変更」許可を付加してください。
エクスプローラーで、管理ディレクトリを選択し、マウスで右クリックします。
プロパティの[セキュリティ]タブを開きます。
[グループまたはユーザー名]で、運用時に使用するユーザを選択します。
[アクセス許可]のリストで、[変更]の[許可]チェックボックスにチェックを入れ、[適用]ボタンをクリックします。
[OK]ボタンをクリックします。
参照
"Charset Manager 使用手引書 日本語資源管理編"の"2.1.1 日本語資源管理を起動するユーザ権限について"
外字データライブラリの文字で既存の外字が置き換わるため、既存文字のクリアと同時に拡張/縮小制御ビットもクリアされます。
日本語資源管理の拡張/縮小制御ビットの付加機能により、再度付加してください。
参照
"Charset Manager 使用手引書 日本語資源管理編"の"4.6.3 拡張/縮小制御ビットの付加と削除"
外字データライブラリでは、アウトライン(256メッシュ)にてデータを保有しています。このデータをラスタフォントに登録する場合、アウトラインデータの座標を論理的に計算し、ターゲットとするドットサイズに変換します。
そのため、複雑な文字を低解像度のラスタフォントに登録する場合、論理変換後の座標に重なりが発生してしまうため、つぶれが発生してしまいます。
外字データライブラリから文字を登録した後、日本語資源管理の外字編集機能を使用して、文字のデザインを編集してください。
Windowsのシステムツールの「文字コード表」など、外字ファイルを使用するアプリケーションが起動していて、外字ファイルが使用中となっていたため、編集した外字が保存できなかった可能性があります。
外字ファイルを使用しているアプリケーションを停止してから、再度実施してください。
指定されたBDF形式の転送ファイルに、利用者定義域(外字域)以外のコードが存在する可能性があります。
BDF形式の転送ファイルに記述されている登録先コードが、利用者定義域(外字域)のコードであるか確認してください。または、登録時に[登録先コードを指定]をチェックして登録してください。
以下のエラーが表示されます。
この転送ファイルはコード系による矛盾のため登録できません。 転送ファイルを作成したフォントシステムを指定してください。
TrueType外字連携形式(TCF)ファイル作成(移出、取出し)で指定したコード系と登録対象のコード系が異なっています。
以下のいずれかの対処をしてください。
TrueType外字連携形式(TCF)ファイル作成(移出、取出し)で指定したコード系と同じコード系のフォントシステムへ登録してください。
登録対象のコード系と同じコード系でTrueType外字連携形式(TCF)ファイル作成し、登録してください。
一旦、TrueType外字連携形式(TCF)ファイル作成で指定したコード系と同じフォントシステムに登録後、目的のフォントシステムへの移行をおこなってください。