バリデーションライブラリには、C言語インターフェイスとJavaインターフェイスがあります。アプリケーションのプログラム言語に応じて選択してください。C言語インターフェイスについては、“4.1 C言語インターフェイス”を、Javaインターフェイスについては、“4.2 Javaインターフェイス”を参照してください。
C言語インターフェイスの場合
アプリケーションに、以下の呼び出しフローを組み込みます。
図2.2 C言語インターフェイスの呼び出しフロー
[]内の関数は、入力ストリームをバッファリングしてバリデーションする場合に呼び出します。
マルチスレッドでバリデーションをする場合には、以下のようなフローになります。
図2.3 C言語インターフェイスの呼び出しフロー(マルチスレッドの場合)
複数のバリデーションポリシーを切り替えて呼び出したい場合には、同期して呼び出す必要があります。
図2.4 C言語インターフェイスの呼び出しフロー(複数ポリシーの切り替えの場合)
注意
バリデーション開始関数およびバリデーションポリシー設定関数は、バリデーション定義情報を構築するため、処理コストがかかります。これら関数は、呼び出し回数を抑えるよう設計してください。
Javaインターフェイスの場合
アプリケーションに、以下の呼び出しフローを組み込みます。
図2.5 Javaインターフェイスの呼び出しフロー
注意
ValidationPolicyクラスおよびValidatorクラスは、バリデーション定義情報を構築するため、処理コストがかかります。これらクラスは、インスタンス生成回数を抑えるよう設計してください。