環境変数 | 設定内容 |
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ORACLE_HOME | ローカル構成の場合は、Oracleデータベースをインストールしているディレクトリを絶対パスで設定してください。 リモート構成の場合は、Oracleクライアントをインストールしているディレクトリを絶対パスで設定してください。 |
PATH | Oracleの実行ファイルが存在するディレクトリ(ORACLE_HOME/bin)を設定してください。ORACLE_HOMEを展開したパスで設定する必要があります。 例) /opt/oracle/app/oracle/product/19.3.0/dbhome_1/bin /opt/oracle/app/oracle/product/19.3.0/client_1/bin 注意 本環境変数は、部門環境設定ファイルには指定できません。 |
LD_LIBRARY_PATH | Oracleの共通ライブラリがインストールされているディレクトリ(ORACLE_HOME/lib)を設定してください。ORACLE_HOMEを展開したパスで設定する必要があります。 例) /opt/oracle/app/oracle/product/19.3.0/dbhome_1/lib /opt/oracle/app/oracle/product/19.3.0/client_1/lib 注意 本環境変数は、部門環境設定ファイルには指定できません。 |
RN_DBMS_KIND | 使用するデータベースの種別を指定します。
Oracleの環境をインストールしていない状態で、パラメタに「ORACLE」を設定すると、セットアップでエラーになります。 |
ORACLE_SID | OracleのSID名を設定してください。 負荷分散システム運用の場合は、ORACLE_SIDの指定は不要です。 |
RN_ORACLE_RELEASE | Oracleのリリースバージョンを設定します。
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TWO_TASK | プラガブル・データベースを利用する場合、またはリモート構成の場合は、NavigatorサーバからOracleのデータベースに接続するため、Oracleのサービス名を設定します。 負荷分散システムで利用する場合は、Oracle RACで共通のサービス名を指定してください。通常はOracleのグローバルデータベース名と同じ値です。 例)TWO_TASK=orcl ポイント サービス名の登録について 本環境変数に設定するOracleのサービス名は、あらかじめ登録しておく必要があります。
なお、プラガブル・データベースを利用する場合は、プラガブル・データベースに直接接続できるようにサービスを登録する必要があります。 Oracleのサービス名についての詳細は、Oracleのマニュアルを参照してください。 |
RN_ORACLE_DATETYPE | OracleのDATE型の項目をNavigatorで使用する場合のデータの形式を指定します。本環境変数は、運用中に変更することはできません。
なお、YYYYは西暦4桁、MMは月2桁、DDは日2桁、HH24は時間2桁(24時間表示)、MIは分2桁、SSは秒2桁です。日付部はハイフン「-」区切り、時間部はコロン「:」区切りです。 本環境変数は省略可能です。本環境変数の指定を省略すると、RN_ORACLE_DATETYPE=1となります。 本環境変数に2を設定した場合、DATE型のデータの形式は'YYYY-MM-DD'で扱われます。このときのOracleのDATE型項目の時分秒のデータは、すべて'0'である必要があります。 |
NLS_LANG | Oracleで使用するキャラクタセットに従い、以下のいずれかを指定します。
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RN_ORACLE_HOST_ARRAYS | Oracleをご利用の場合に、必要に応じて指定してください。 OracleからNavigatorにデータを読み込む処理で、1回の通信で読み込むデータ行数を変更し、データの読み込み処理時間の改善を行う場合に指定します。 辞書テーブルからの読み込みでも本設定が有効です。 以下の場合は、Oracleから1回に読み込むデータ行は1000行になります。
注意
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RN_ORACLE_TIME_OPERATION_MODE | 時間演算の結果を翌年の同月同日をもって1年経過、および翌月の同日をもって1ヶ月経過とします。
注意 本環境変数が指定されない場合、時間演算の結果は単位が年数および月数の場合はMONTHS_BETWEEN関数、日数の場合は日付算術の結果に基づきます。 |