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Interstage Navigator ServerV9.6.0 セットアップガイド Vol.1(Enterprise Edition用)
FUJITSU Software

9.2.3 SQL Serverを辞書データベースとして利用する場合

設定が必要な環境変数

環境変数

設定内容

TMP

Navigatorで作成される作業ファイルを一時的に格納する場所を、環境設定ファイルの環境変数TMPに指定します。

本環境変数に指定した作業ディレクトリに、Navigatorが必要とする容量を用意する必要があります。

Navigatorで必要とする容量の見積り方法は、“3.4 作業ファイルの作成場所と見積もり方法”を参照してください。

TEMP

環境変数TMPと同じディレクトリを指定します。

RN_BASERDBMS

  • MSSQLSERVER
    SQL Serverを辞書として使用する場合

RN_MSSQLSERVER_DB

使用するSQL Serverのデータベース名を設定します。

RN_MSSQLSERVER_VERSION

使用するSQL Serverのバージョンを指定します。

  • SQL Server 2022の場合:2022

  • SQL Server 2019の場合:2019

  • SQL Server 2017の場合:2017

  • SQL Server 2016の場合:2016

SQL Server 2022の場合、以下の環境変数を設定してください。

環境変数

設定内容

RN_MSSQLSERVER_MAJOR_VERSION

使用するSQL Serverのメジャーバージョンを設定します。

  • SQL Server 2022の場合:16.0

例)

RN_MSSQLSERVER_MAJOR_VERSION=16.0

RN_MSSQLSERVER_SERVER

SQL Serverの動作するサーバのIPアドレスまたはホスト名とパラメタ「Encrypt=no」を指定します。

RN_MSSQLSERVER_SERVER=<IPアドレスまたはホスト名>;パラメタ

例)

  • ローカル構成の場合

    RN_MSSQLSERVER_SERVER=localhost;Encrypt=no

  • リモート構成で接続先サーバが「192.168.2.123」の場合

    RN_MSSQLSERVER_SERVER=192.168.2.123;Encrypt=no

RN_MSSQLSERVER_DRIVER

ODBCドライバ(ODBC Driver for SQL Server)のドライバ名を指定します。

例)

RN_MSSQLSERVER_DRIVER=ODBC Driver 18 for SQL Server

必要に応じて設定する環境変数

環境変数

設定内容

RN_MSSQLSERVER_HOST_ARRAYS

SQL Serverで接続したデータベースからNavigatorにデータを読み込む処理で、1回の通信で読み込むデータ行数を変更し、データの読み込み処理時間の改善を行う場合に指定します。

辞書テーブルからの読み込みでも本設定が有効です。

RN_MSSQLSERVER_SEGMENT

使用するSQL Serverのデータベース上のファイルグループ名を設定します。本環境変数で指定されたファイルグループ上に辞書が作成されます。

本環境変数は省略が可能です。

RN_MSSQLSERVER_SERVER

SQL Server2019以前でリモート構成の場合に指定します。

接続するサーバのIPアドレスまたはホスト名を設定します。

RN_MSSQLSERVER_SERVER=<IPアドレスまたはホスト名>

例)

  • リモート構成で接続先サーバが「192.168.2.123」の場合

    RN_MSSQLSERVER_SERVER=192.168.2.123

RN_MSSQLSERVER_DRIVER

SQL Server2019以前でリモート構成の場合に指定します。

ODBCドライバ(ODBC Driver for SQL Server)のドライバ名を指定します。

RN_MSSQLSERVER_DRIVER=<ODBCドライバ(ODBC Driver for SQL Server)のドライバ名>

例)

  • リモート構成の場合

    RN_MSSQLSERVER_DRIVER=ODBC Driver 17 for SQL Server