Navigatorサーバをクラスタ運用する場合のシステム構成です。
Navigatorで利用できるクラスタ構成は、1:1運用待機だけです。辞書データベースと参照データベースは、データベースの機能で冗長化して利用します。
クラスタ構成にすることで、Navigatorサーバの高信頼性を実現できます。使用しているNavigatorサーバがダウンした場合でも、予備として用意してある(待機ノード)Navigatorサーバで、情報活用を継続することができます。
クラスタ運用のシステムのセットアップ方法は、本書ではなく、“Navigator Server セットアップガイド(クラスタ・負荷分散システム編)”を参照してください。
注意
Navigator Webコンポーネントは、クラスタ運用することはできません。
正常時のクラスタ構成
運用ノードと待機ノードにそれぞれ、Navigatorサーバをインストールします。
NavigatorクライアントとNavigator管理ツールからの接続は、代表IPアドレスを利用するため、接続先を意識する必要はありません。
ローカル構成の場合
リモート構成の場合
フェールオーバ後のクラスタ構成
運用ノードで異常が発生した場合、待機ノードのNavigatorサーバへ運用が引き継がれます。
その時、Navigatorサーバに接続していたNavigatorクライアントとNavigator管理ツールは、一旦切断されるため、Navigatorサーバの切り替えを待って、再接続する必要があります。
ローカル構成の場合
リモート構成の場合