8.0で追加された機能の概要について説明します。
スケーラビリティ向上のための機能強化
Websightサーバの負荷分散システムが構築できます。これにより、利用者数に応じたシステムが構築できます。
問い合わせ/レポート機能の充実
時間帯の分析
時間帯が指定された時間テンプレート型管理ポイントを利用して、時間帯での分析ができます。例えば、午前、午後や、早朝、深夜といった1日の中での商品の売上傾向を分析することができます。
日の開始時刻の設定
日の開始時刻を新たに設定することも可能となり、日付をまたぐ場合でも、業態に合わせて、1日として集計することができます(例えば、朝7時から翌日7時までを1日とした時間帯別集計ができます)。
セキュリティの強化
Websightサーバとデータ暗号化製品と組み合わせたシステムを構築できます。データ暗号化製品と連携すると、問い合わせ結果の暗号化が可能となり、ウィルスによる情報漏洩などへの対策強化を図ることができます。
例えば、利用者が問い合わせ結果をダウンロードする場合、データ暗号化製品で暗号化した問い合わせ結果を渡します。利用者は、ダウンロードした問い合わせ結果を参照するために、復号します。
その他の新機能
追加されたその他の新機能は、以下のとおりです。
問い合わせ作成機能の操作性向上
詳細指定ウィザードおよび条件指定ウィザードの自動表示
条件指定の状態表示
詳細指定ウィザードおよび条件指定ウィザードでのカテゴリ一括選択
集計表のデータ項目欄に集計方法を簡易表示
問い合わせの別名保存
問い合わせ通知先指定時の送付先ソート機能
UnicodeデータベースとNavigator Serverおよび本製品を組み合わせたシステム構築が可能
キューブの生成を制御する機能
各種ログの出力フォルダに圧縮フォルダが使用可能