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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.9A 運用ガイド
FUJITSU Storage

14.5 SQL Server連携コマンド

本節に記載されているコマンドは、以下の権限を持っているユーザーで実行する必要があります。

バックアップ管理機能とレプリケーション管理機能では、使用するコマンドが異なります。バックアップ管理機能を使用する場合は「14.5.1 バックアップ管理機能のコマンド」を、レプリケーション管理機能を使用する場合は「14.5.2 レプリケーション管理機能のコマンド」を参照してください。

注意

  • コマンド実行に必要な動作環境は下表のとおりです。

    表14.15 SQL Server連携コマンド実行時の動作環境

    コマンド名

    AdvancedCopy Managerの動作環境

    swstbackup_sqlsvr

    EC運用の場合は管理対象サーバのサービスが動作している必要がある。

    swstrestore_sqlsvr

    swsrpbackup_sql

    サーバ内レプリケーションかつEC運用の場合は、管理対象サーバのサービスが動作している必要がある。
    サーバ間レプリケーションの場合は通信先管理対象サーバのサービスが動作している必要がある(-mオプション、-tオプション指定時を除く)。

    swsrprestore_sql

  • クラスタ運用の場合、以下の注意事項があります。

    コマンドは、次の手順で実行します。

    1. 必要に応じて、環境変数SWSTGNODEに該当業務の論理ノード名を設定します。環境変数の設定方法は以下のとおりです。

      set SWSTGNODE=論理ノード名
    2. コマンドを実行します。

    クラスタ運用におけるコマンドと、環境変数設定の要否およびコマンドを実行するノードは下表のとおりです。

    表14.16 クラスタ運用時のコマンド

    コマンド

    環境変数の要否

    コマンド実行ノード

    備考

    swstbackup_sqlsvr

    必要

    業務稼働ノード

    swstrestore_sqlsvr

    必要

    業務稼働ノード

    swsrpbackup_sql

    必要

    業務稼働ノード

    swsrprestore_sql

    必要

    業務稼働ノード

  • SQL Server連携コマンドでは、SnapOPC機能をサポートしません。