本節に記載されているコマンドは、以下の権限を持っているユーザーで実行する必要があります。
Windowsロール
ドメイン認証を使用する場合(アカウントに下記のすべてのロールの割当てが必要です。)
Administrators、Domain Admins、Domain Users、Enterprise Admins、Group Policy Creator Owners、Schema Admins
ローカルアカウント認証を使用する場合
Administrators
SQL Serverロール
sa(SystemAdmin権限)
バックアップ管理機能とレプリケーション管理機能では、使用するコマンドが異なります。バックアップ管理機能を使用する場合は「14.5.1 バックアップ管理機能のコマンド」を、レプリケーション管理機能を使用する場合は「14.5.2 レプリケーション管理機能のコマンド」を参照してください。
注意
コマンド実行に必要な動作環境は下表のとおりです。
コマンド名 | AdvancedCopy Managerの動作環境 |
---|---|
swstbackup_sqlsvr | EC運用の場合は管理対象サーバのサービスが動作している必要がある。 |
swstrestore_sqlsvr | - |
swsrpbackup_sql | サーバ内レプリケーションかつEC運用の場合は、管理対象サーバのサービスが動作している必要がある。 |
swsrprestore_sql | - |
クラスタ運用の場合、以下の注意事項があります。
コマンドは、次の手順で実行します。
必要に応じて、環境変数SWSTGNODEに該当業務の論理ノード名を設定します。環境変数の設定方法は以下のとおりです。
set SWSTGNODE=論理ノード名
コマンドを実行します。
クラスタ運用におけるコマンドと、環境変数設定の要否およびコマンドを実行するノードは下表のとおりです。
コマンド | 環境変数の要否 | コマンド実行ノード | 備考 |
---|---|---|---|
swstbackup_sqlsvr | 必要 | 業務稼働ノード | - |
swstrestore_sqlsvr | 必要 | 業務稼働ノード | - |
swsrpbackup_sql | 必要 | 業務稼働ノード | - |
swsrprestore_sql | 必要 | 業務稼働ノード | - |
SQL Server連携コマンドでは、SnapOPC機能をサポートしません。