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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.9A 運用ガイド
FUJITSU Storage

4.4 ETERNUS AX/HX series, ETERNUS AB/HB series

本製品は、ETERNUS AX/HX series, ETERNUS AB/HB seriesに対して、障害管理と管理ソフトウェア連携をサポートします。装置からのSNMPトラップをデコードし、表示します。

ポイント

ETERNUS AB/HB seriesの監視は、SNMPv2cプロトコルで行われます。

装置の設定手順

  1. ネットワークへの接続

    搭載されている各コントローラーの管理ポートをネットワークに接続してください。設定方法は、それぞれの装置に付属のマニュアルを参照してください。

  2. SNMPトラップ設定

    装置のSNMPトラップが運用管理サーバに送信されるように、装置のSNMPトラップ送信先設定を実施してください。運用管理サーバがクラスタ構成の場合は、クラスタの論理IPアドレスを設定する必要があります。

  3. 管理ソフトウェア連携

    装置の状態の詳細確認、各種設定などの装置管理は、装置に付属の管理ソフトウェアを使用して実施してください。管理ソフトウェアは、Webコンソールから直接呼び出せます。事前に、Webコンソールに管理ソフトウェアのURLを設定してください。

  4. アクセスパス設定

    本製品は、装置に対するファイバーチャネルインターフェースの設定を実施しません。
    SwitchZoningでのアクセスパスの設定、SwitchZoningの表示を実施します。
    ファイバーチャネルインターフェースの設定を実施する場合は、それぞれの装置に付属のマニュアルを参照してください。

本製品の設定手順

  1. 装置の登録

    装置に搭載されている各コントローラーの管理ポートのIPアドレスを指定して登録してください。登録方法は、「5.2.7 手動組込み装置の登録方法」を参照してください。

    ポイント

    • 搭載されているコントローラー台数分の登録操作を実施しなかった場合、装置から送信されたSNMPトラップが表示されないことがあります。装置状態を正しく監視するために、登録操作は、搭載されているコントローラー台数分実施してください。
      例えば、2台のコントローラーを搭載している装置を登録する場合、それぞれのコントローラーの管理ポートのIPアドレスおよびライセンスキーを取得した装置のシリアル番号を指定して、登録操作を2回実施してください。同じ装置のコントローラーを登録するときは、同じシリアル番号を入力してください。

    • コントローラーを登録するときに指定する装置名は、イベントが発生したコントローラーを特定しやすくするために、ETERNUS AX/HX series, ETERNUS AB/HB seriesの装置名とコントローラー名を組み合わせた名前(例えば、HB5100_CNTLA、HB5100_CNTLB)で登録することを推奨します。

  2. ライセンスの登録

    登録したコントローラーのうちの1台に対して、ライセンスキーを入力してライセンスを登録してください。同じ装置のほかのコントローラーへのライセンス登録は不要です。
    複数の装置を管理する場合は、装置台数分のライセンスが必要です。

  3. ポートの登録

    アクセスパス設定を利用する場合は、搭載されているコントローラーごとにHBAポートを登録してください。