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ETERNUS SF Express 16.9A / Storage Cruiser 16.9A / AdvancedCopy Manager 16.9A Webコンソール説明書
FUJITSU Storage

9.14.10 Tierプールに対するストレージ自動階層制御の開始/停止

特定のTierプールに対するストレージ自動階層制御を開始/停止する手順は、以下のとおりです。

  1. グローバルナビゲーションタブの[ストレージ]をクリックします。
    登録されているETERNUS ディスクアレイが、メインペインに表示されます。

  2. メインペインで、操作対象のETERNUS ディスクアレイを選択します。

  3. カテゴリーペインで、[ストレージ自動階層制御]をクリックします。
    カテゴリーペインの項目が、ストレージ自動階層制御に関する項目に切り替わります。

  4. カテゴリーペインで、[Tierプール]をクリックします。
    登録されているTierプールが、メインペインに表示されます。

  5. メインペインで、操作対象のTierプールのチェックボックスをチェックします。

  6. 作業目的ごとに、以下の手順を実施します。

    ストレージ自動階層制御を開始する場合

    アクションペインで、[ストレージ自動階層制御]の下にある[開始]をクリックします。
    選択したTierプールのストレージ自動階層制御が開始されます。

    ストレージ自動階層制御を停止する場合

    アクションペインで、[ストレージ自動階層制御]の下にある[停止]をクリックします。
    選択したTierプールのストレージ自動階層制御が停止されます。

ポイント

ストレージ自動階層制御のアクセス状況データについて
  • アクセス状況データの同期機能を"enable"(有効)に設定していて、同期対象のもう一方のTierプールのストレージ自動階層制御が動作中の場合、Tierプールのストレージ自動階層制御を開始すると、Tierプール間におけるアクセス状況データの同期処理が開始されます。同期対象のもう一方のTierプールは、操作履歴画面で確認できます。

  • アクセス状況データの同期処理が動作しているTierプールのストレージ自動階層制御を停止すると、アクセス状況データの同期処理が自動的に停止します。

注意

  • 階層化ポリシーの[実行モード]が"Auto"または"Semi-Auto"の場合、特定のTierプールに対するストレージ自動階層制御を停止して再度開始すると、そのTierプールに対して収集済みの性能データが破棄され、新たな性能データの収集が開始されます。評価期間は、ストレージ自動階層制御を開始してからの期間になります。

  • ストレージ自動階層制御のアクセス状況データの同期処理を開始するには、Storage Cluster環境のPrimaryストレージとSecondaryストレージ間で、TFOグループに定義されているFTVを含むTierプールが1対1の関係になっている必要があります。1対1の関係になっていない場合は、それぞれのストレージにおけるアフィニティ/LUNグループの設定を見直してください。

  • アクセス状況データの同期中にStorage Cluster機能の設定を変更した影響で同期対象のTierプールが変更された場合は、アクセス状況データの同期処理が中断します。同期処理を再開するには、同期対象のTierプールに対するストレージ自動階層制御を再実施する必要があります。

  • ストレージ自動階層制御の開始後にTierプールのFTVのTFOグループを作成/再作成した場合、そのTierプールのアクセス状況データの同期は行われません。アクセス状況データの同期を実施するには、再度、同期対象のどちらか一方のTierプールのストレージ自動階層制御を開始する必要があります。