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ETERNUS SF Express 16.9A / Storage Cruiser 16.9A / AdvancedCopy Manager 16.9A Webコンソール説明書
FUJITSU Storage

9.7.1 ボリュームの作成

ボリュームを作成する手順は、以下のとおりです。

  1. グローバルナビゲーションタブの[ストレージ]をクリックします。
    登録されているETERNUS ディスクアレイが、メインペインに表示されます。

  2. メインペインで、操作対象のETERNUS ディスクアレイの「名前」部分をクリックします。

  3. カテゴリーペインで[ボリューム]をクリックします。

  4. アクションペインで、[ボリューム]の下にある[作成]をクリックします。
    情報入力画面が表示されます。

  5. 必要な情報を入力したあと、画面右下の[次へ]ボタンをクリックします。
    情報確認画面が表示されます。

  6. 情報を確認したあと、画面右下の[作成]ボタンをクリックします。

注意

  • 作成できるボリュームの最大容量は、RAIDグループの総空き容量です。ただし、RAIDグループでフラグメンテーションが発生している場合、作成できるボリュームの容量がRAIDグループの総空き容量未満になることがあります。
    Webコンソールで確認したRAIDグループの総空き容量以下の容量を指定しているにもかかわらず、RAIDグループの空き容量不足でボリュームを作成できない場合は、ETERNUS Web GUIでRAIDグループの最大空き領域の容量を確認し、その値以下のボリューム容量を指定してください。

  • 以下の場合は、最大数のボリュームを作成できません。

    • 装置にシン・プロビジョニングプールが存在する

    • 装置に連結ボリュームが存在する

    • 装置にREC Diskバッファーが存在する

    • RAIDマイグレーション処理中のボリュームが存在する

    • シン・プロビジョニングボリューム平準化処理中のボリュームが存在する

  • SED(Self Encrypting Drive)のディスクを使ったRAIDグループにボリュームを作成する場合は、ボリュームの暗号化に"No"を指定してください。

  • 装置の構成によって数分から数時間かかる場合があります。多数のボリュームを一括作成する場合は、処理時間を考慮して運用してください。

  • Webコンソールからボリュームを暗号化できない機種があります。詳細は、『Storage Cruiser 運用ガイド』の「ボリューム管理」を参照してください。

  • Webコンソールでは、LUNコンカチネーションのボリュームおよびWide Striping Volumeを作成できません。

  • Dedupボリュームを作成できるボリュームタイプは、シン・プロビジョニングボリュームだけです。Dedupボリュームを作成する場合は、操作対象のETERNUS ディスクアレイの機種に応じて、以下の作業を実施してください。

    • Deduplicationだけの有効化またはCompressionだけの有効化をサポートしている装置の場合

      Deduplicationが有効なシン・プロビジョニングプールにDedupボリュームを作成するときは、[Deduplication]の項目を有効に設定してください。
      Compressionが有効なシン・プロビジョニングプールにDedupボリュームを作成するときは、[Compression]の項目を有効に設定してください。
      また、事前に、Dedupボリュームを作成するシン・プロビジョニングプールのDeduplicationおよびCompressionを有効に設定しておく必要があります。

    • 上記以外の装置の場合

      [Deduplication/Compression]の項目を有効に設定してください。
      また、事前に、Dedupボリュームを作成するシン・プロビジョニングプールのDeduplication/Compressionを有効に設定しておく必要があります。

  • Allocation機能をサポートするETERNUS ディスクアレイにシン・プロビジョニングボリュームを作成する場合だけ、Allocationの設定が可能です。
    "Thin"を選択すると、I/O発行時に、利用する物理領域が随時割り当てられます。
    "Thick"を選択すると、ボリューム作成時に、ボリューム容量分の物理領域が割り当てられます。