業務ボリュームのスナップショットを作成する手順は、以下のとおりです。
Quick Launchのメインペインで、スナップショットを作成するボリュームを選択します。
メニュー領域の[アクション]にマウスオーバーし、[スナップショット作成]をクリックします。
表示された確認画面の内容を確認し、[完了]ボタンをクリックします。
ポイント
スナップショットは最大512世代まで作成できます。
スナップショット作成後、手順1で選択したボリューム(コピー元ボリューム)と同じプールにスナップショット用のボリューム(コピー先ボリューム)が自動的に作成されます。スナップショット用のボリューム名は、"__backup_[number]"(number は常に7桁の数値)の形式となります。Quick Launchのボリューム一覧画面にスナップショット用のボリュームは表示されません。
スナップショットを作成しただけでは、プール容量は消費されません。スナップショット作成後は、コピー元ボリュームのデータを更新するごとに、更新前のデータをコピー元ボリュームからコピー先ボリュームへ移動させる処理がストレージ装置内で行われるため、プール容量が消費されます。プールの空き容量が少なくなった場合は、不要になったスナップショットを削除してください。
Expressだけを利用する場合のスナップショットの上限は、1装置あたり8セッションです。セッション数は、それぞれのボリュームで使用している世代数の合計となります。リストア実行中も1セッションとしてカウントされます。
注意
スナップショットの作成は、業務サーバから業務ボリューム(コピー元ボリューム)へのアクセスを停止した状態で実施してください。
作成したスナップショットは、そのスナップショットが存在するストレージ装置の装置削除を行う前に削除してください。スナップショットの削除手順は、「6.5 スナップショットの削除」を参照してください。