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Systemwalker Centric Manager V17.0.1 使用手引書 監視機能編(互換用)

9.6 ノードを削除する

監視する必要がなくなったノードをSystemwalkerコンソールから削除します。

削除手順

  1. Systemwalkerコンソールの[機能選択]コンボボックスで[編集]を選択するか、[ファイル]メニューから[機能選択]-[編集]を選択して、[Systemwalkerコンソール[編集]]を表示します。

  2. 削除するノードのアイコンを選択し、右クリックメニューの[削除]、またはメニューの[オブジェクト]-[削除]を実行します。

  3. ポリシー配付を行って、削除した情報をノード構成情報に反映してください。

注意

削除したノードがイベント監視の対象ノードであった場合

削除したノードにSystemwalker Centric Managerが導入されており、かつ、イベント通知先に運用管理サーバまたは部門管理サーバを指定していた場合、上記手順に加えて下記の確認・手順を実施してください。

  • 対象ノードのイベント通知先の設定がまだ残っている場合

    イベント通知先への接続方法が“常時接続”以外の場合は下記の確認・手順を実施してください。

    1. 対象ノード上でSystemwalker Centric Managerが動作していることを確認してください。

    2. 対象ノード上で下記コマンドを実行してください。

      UNIX版

      /opt/systemwalker/bin/opaconstat -d

      Windows版

      opaconstat -d
    3. 対象ノード上でイベント通知先の設定解除を実施してください。

    なお上記の手順を行わない場合、Systemwalkerコンソールへ再びノードが追加される場合があります。

  • 対象ノードはすでに撤去済み、あるいはイベント通知先の設定を解除済みの場合

    1. イベント通知先に指定されていたサーバ上でSystemwalker Centric Managerが動作していることを確認してください。

    2. イベント通知先に指定されていたサーバ上で下記のコマンドを実行し、削除したノードのホスト名が表示されるか否かを確認します。

      【UNIX版】

      /opt/systemwalker/bin/opaconstat -o

      【Windows版】

      opaconstat -o

      削除したノードのホスト名が表示された場合のみ、3.の手順を実施してください。

    3. イベント通知先に指定されていたサーバ上で下記のコマンドを実行してください。

      【UNIX版】

      /opt/systemwalker/bin/opaconstat -D 削除したノードのホスト名

      【Windows版】

      opaconstat -D 削除したノードのホスト名

    なお上記の手順を行わない場合、Systemwalkerコンソールへ再びノードが追加される場合があります。

  • 対象ノードのイベント通知先の設定を残したままノードをSystemwalkerコンソールへ再登録する場合

    ノードの再登録後に以下の手順を実施してください。

    • イベント通知先への接続方法が「必要時接続」の場合

      再登録後、登録したノードにおいて以下のコマンドを実行してください。

      【UNIX版】

      /opt/systemwalker/bin/opaconstat -a

      【Windows版】

      opaconstat -a
    • イベント通知先への接続方法が「常時接続」の場合

      再登録後、登録したノードにおいてSystemwalker Centric Managerを再起動してください。

削除したノードがネットワーク性能監視の監視対象ノードであった場合

性能監視で保持している情報と[監視マップ/リスト]の整合性を合わせる”に従って、ネットワーク性能監視のポリシーを再配付してください。

削除したノードからメッセージが通知された場合

Systemwalkerコンソールからノードを削除した後、ノード構成情報へ更新を反映する前または“削除したノードがイベント監視の対象ノードであった場合”の手順を実施する前にメッセージが通知された場合は、Systemwalkerコンソールへ再びノードが追加されます。

削除したノードがインベントリ情報収集の対象だった場合

インベントリ情報収集の対象ノードを削除する場合、Systemwalkerコンソール上のノードを削除した後、drmsdlt(資源配付の管理情報削除コマンド(サーバ用))に当該ノードを指定して実行してください。“drmsdlt(資源配付の管理情報削除コマンド(サーバ用))”の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

削除したノードで発生していた監視イベントおよび監視メッセージについて

Systemwalker Centric Managerからノードを削除した場合、削除したノードを再追加しても、ノード削除前に発生していた監視イベントおよび監視メッセージは、以下の画面には表示されません。

  • 監視イベント一覧

  • [監視イベントログの検索]画面

  • メッセージ一覧

  • [メッセージ検索]画面

ノードの削除後に、ノード削除前に発生していた監視イベントを参照する場合はopmtrcsv(監視イベント履歴CSV出力コマンド)を、監視メッセージを参照する場合はopamsgcsv(メッセージログCSV出力コマンド)を利用してください。