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Systemwalker Centric Manager V17.0.1 使用手引書 セキュリティ編

1.2.1 ネットワークに対するセキュリティ対策

ネットワークに対するセキュリティ対策について説明します。

それぞれの脅威に対して、以下のセキュリティ対策が有効です。

対策A:Systemwalker Centric Managerでできる対策

SNMPv3、S/MIME、HTTPS通信を使用し、通信内容を暗号化することにより、通信傍受による情報漏洩や、通信改変を防ぐことができます。

対策B:一般的な機能や製品による対策
  • ファイアウォールを導入することにより、外部との通信データを監視し、不正なアクセスを検出し、遮断することができます。

  • 侵入検知システム(IDS:Intrusion Detection System)や、不正侵入防衛システムを導入することにより、ファイアウォールでは防御できなかった不正侵入を検知することができます。

対策C:運用ルールや環境による防御

ファイアウォールを導入した場合、必要不可欠な通信に対してだけポート番号を空けるようにします。不要な通信を行わないことにより、通信を傍受される脅威を低減できます。