Windows OSの以下の導入種別では、ショートメール、ポップアップ、音声通報が可能となるよう、ログイン時に、アクション実行サーバを起動しています。
対象導入種別
運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバ、運用管理クライアント(注)、クライアント(注)
Systemwalker Centric Managerのインストール時に、インストールオプションで[アクション実行]を選択した場合
しかし、ショートメール、ポップアップ、音声通報のアクション実行先として指定したWindows(R)コンピュータ以外では、アクション実行サーバの起動は不要です。
初期導入時は、アクション実行サーバの起動が有効になっていますので、アクション実行先に指定していないサーバでは、アクション実行サーバの起動抑止をお勧めします。アクション実行サーバの起動を抑止することにより、ログイン時に表示される以下のエラーメッセージの表示を抑止できます。
アクション実行サーバが起動できません。 |
アクション実行サーバの起動を抑止する
ショートメール、ポップアップ、音声通報のアクション実行先として指定していないWindows(R)コンピュータでは、以下の手順でアクション実行サーバの起動を抑止してください。
スタートアップ起動から外す手順
OSが以下の場合
Windows 10
Windows 11
Windows Server 2016
Windows Server 2019
Windows Server 2022
msconfigコマンドの起動
Windowsの[ファイル名を指定して実行]を選択して、「msconfig」と入力して[OK]ボタンをクリックします。
システム構成ユーティリティ(タスクマネージャ)
起動した[システム構成ユーティリティ]の[スタートアップ]タブを選択します。
[スタートアップ]タブにタスクマネージャへのリンクが表示される場合は、リンクをクリックしてタスクマネージャを起動し、タスクマネージャの[スタートアップ]タブを選択します。
Systemwalkerアクション実行サービスの起動を無効にする
strmpaosfxコマンドによる該当サービスの起動を無効にします。
[スタートアップ]タブには、以下の「名前」または「コマンド」で表示されます。
strmpaosfx
[Systemwalkerインストールディレクトリ]\MPWALKER\bin\strmpaosfx.exe -startup
システムの再起動
再起動した後、設定が有効になります。
OSが以下の場合
Windows Server 2012以降
Systemwalkerアクション実行サービスの起動コマンドをリネームする
コマンド: [Systemwalkerインストールディレクトリ]\MPWALKER\BIN\strmpaosfx.exe
システムの再起動
コマンドをリネーム後、システムを再起動します。
再起動した後、設定が有効になります。
アクション実行サーバの起動を抑止した場合は、このサーバ上で下記アクションが実行できなくなります。
音声通報
ショートメール
ポップアップ