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Systemwalker Centric Manager V17.0.1 導入手引書

2.2 ノードの監視方法を設計する

ネットワーク上のノードを監視するためには、以下の監視項目を設定します。

[部門共通]

部門共通の監視時間帯やMIB監視のための動作環境の設定を行います。

[ノード検出]

ノードを自動検出する場合に指定します。

ノード検出では、検出に使用するプロトコルを以下から選択できます。

  • ICMP、SNMP、HTTP、FTP、TELNET、DNS、POP3、SMTP、HTTPS、任意ポート

SNMPv3を使用してノード検出を行う場合は、SNMP通信の認証と暗号化のため、以下の指定も併せて行う必要があります。

  • ユーザ名

  • エンジンID

  • セキュリティレベル(認証および暗号化を行うかどうか)

  • 認証を行う場合、認証アルゴリズム(MD5またはSHA)および認証パスワード

  • 暗号化を行う場合、暗号化アルゴリズム(DES、AES、または3DES)(*)および暗号化パスワード

    *)被監視ノードのOSがRed Hat Enterprise Linux 9の場合、DES/3DESの設定は利用できません。
[稼働状態の監視]

ルータやファイルサーバなどの重要なノード状態を集中的に監視し、ノード状態の変化をイベントとして通知する場合に指定します。

また、ノード状態をマップ上にアイコンの枠の色で表示します。

稼働状態の監視では、監視に使用するプロトコルを以下から選択できます。

  • ICMP、SNMP、HTTP、FTP、TELNET、DNS、POP3、SMTP、HTTPS、Database、任意ポート

SNMPv3を使用して稼働状態の監視を行う場合は、SNMP通信の認証と暗号化のため、ノードプロパティまたはフォルダプロパティに設定されている以下の内容が使用されます。

  • ユーザ名

  • エンジンID(ノードプロパティのみ)

  • セキュリティレベル(認証および暗号化を行うかどうか)

  • 認証を行う場合、認証アルゴリズム(MD5またはSHA)および認証パスワード

  • 暗号化を行う場合、暗号化アルゴリズム(DES、AES、または3DES)(*)および暗号化パスワード

    *)被監視ノードのOSがRed Hat Enterprise Linux 9の場合、DES/3DESの設定は利用できません。
[MIB監視]

ノードの異常を検出するために、MIBの値を一定時間間隔または指定時刻に監視する場合に指定します。

[MIB拡張操作]

ベンダ固有のMIB情報を追加する場合に指定します。


なお、監視項目を設定する際には、以下を考慮してください。