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Systemwalker Centric Manager V17.0.1 導入手引書

1.2.1 インストール種別

Systemwalker Centric Managerは、導入作業を効率的に実施するため、目的や役割に応じて次のようなインストール種別を用意しています。

インストール種別は、Systemwalker Centric Managerをインストールする際に問い合わせがあり、そのときの選択に従って必要な機能がインストールされます。それぞれのインストール種別を選択したときにインストールされる機能については、“インストールされる機能と選択インストールできる機能”を参照してください。また、インストール種別ごとにインストールオプションがあり、インストール時に選択することができます。インストールオプションの詳細については“インストールオプション”を参照してください。

資源配付機能を使用する場合で、運用管理サーバとその配下のサーバ(部門管理サーバ、または業務サーバ)のOSがWindowsとUNIXで異なる場合は、資源を登録するための開発システムが必要となります。開発システムには、システムの負荷が少ない「業務サーバ」を選択するようにしてください。詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編”を参照してください。

全体監視機能を使用する場合には、運用管理サーバを全体監視サーバに昇格して使用します。詳細については、“Systemwalker Centric Manager 全体監視適用ガイド”を参照してください。

運用管理サーバ二重化機能を使用する場合は、運用管理サーバに二重化設定を行って使用します。詳細については、“Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ二重化ガイド(連携型)”および“Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ二重化ガイド(独立型)”を参照してください。

運用管理サーバとは

運用管理サーバとは、管理者が配付業務や監視業務、さらにはトラブルの復旧業務などを行うためのサーバです。運用管理サーバは、管理対象のサーバやクライアント、アプリケーション、ネットワーク機器などから通知されるすべての情報を集中管理します。

運用管理サーバをインストールする場合のポイント

部門管理サーバとは

部門管理サーバとは、運用管理サーバの負荷を軽減したり、ネットワークのトラフィックを軽減したりするために、運用管理サーバの機能の一部を代行し、部門内の管理を行うサーバです。

部門管理サーバは、次のような役割を果たします。

部門管理サーバをインストールする場合のポイント

業務サーバとは

業務サーバとは、一般の業務を行うサーバです。(基幹業務で使用するサーバやOA業務のファイルサーバなどです。)

Systemwalker Centric Managerの業務サーバをインストールすることにより、運用管理サーバまたは部門管理サーバからの管理対象となります。

業務サーバをインストールする場合のポイント

運用管理クライアントとは

運用管理クライアントとは、運用管理サーバを操作するためのコンソール機能を持つクライアントコンピュータです。運用管理サーバと同等の機能(画面)を利用することができるため、管理者は、運用管理クライアントより監視業務や配付業務などを行うことができます。

運用管理クライアントをインストールする場合のポイント

ポイント

Systemwalker Webコンソール

運用管理クライアントをインストールしなくても、WWWブラウザを利用することにより、Systemwalker Centric Managerの機能を利用することができます。

Systemwalker Webコンソールから利用できる機能の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。

クライアントとは

クライアントとは、一般の業務で利用するネットワーク上でもっとも下位のパーソナルコンピュータやワークステーションです。

クライアントをインストールする場合のポイント