SNMPトラップ変換機能について、以下の非互換があります。
SNMPトラップのMIB名(enterprise、obj_name、val_obj_identifier)の長さが200バイトを超える場合でも、SNMPトラップを受信できるようになりました。【Windows版】
SNMPトラップのMIB名(enterprise、obj_name、val_obj_identifier)の長さが200バイトを超える場合、デコードされないため受信エラーになります。
SNMPトラップのMIB名(enterprise、obj_name、val_obj_identifier)の長さが200バイトを超える場合でも、デコードされSNMPトラップを受信できるようになります。
Systemwalker Centric Managerへ通知されたSNMPトラップ(SNMPv3 informリクエスト)のデータの内容を、Systemwalkerコンソールに表示できるようになりました。【Windows版】
Systemwalker Centric Managerへ通知されたSNMPトラップ(SNMPv3 informリクエスト)のデータの内容を、Systemwalkerコンソールに表示できません。
Systemwalker Centric Managerへ通知されたSNMPトラップ(SNMPv3 informリクエスト)のデータの内容を、Systemwalkerコンソールに表示できます。
V15.3.0以前の動作に変更したい場合は、SNMPトラップ(SNMPv3 Informリクエスト)受信設定ファイル(Registry.ini)で変更できます。詳細は、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”の“SNMPトラップ(SNMPv3 Informリクエスト)受信設定ファイル”を参照してください。
UTF-8のSNMPトラップ送信元リストファイル(cnv_ip_utf8.cnf)に定義されていない監視対象機器からSNMPトラップを受信した場合について、以下の条件をすべて満たすSNMPトラップを受信した場合のメッセージが変更されました。【Windows版】【Linux版】
SNMPトラップを受信する運用管理サーバまたは、部門管理サーバの文字コードがEUCまたは、SJISである。
varbindのオブジェクトのデータ型が「OCTET STRING」である。
varbindにマルチバイト文字の最初がSJISまたは、EUCのコードと同じバイナリデータが存在する
varbindのオブジェクトのデータ型が「OCTET STRING」である。
varbindにマルチバイト文字の最初がSJISまたは、EUCのコードと同じバイナリデータが存在する。
通常(誤判定されない場合)は、以下のような動作になります。
SNMPトラップの | SNMPトラップ送信元リストファイルに未設定の監視対象機器から | |
---|---|---|
cnv_mode.ini : | cnv_mode.ini : | |
UTF-8(※1) | バイナリとして監視され、メッセージは16進数で表示されます。 | UTF-8トラップとして監視され、メッセージは文字列で表示されます。 |
バイナリ(※2) | バイナリとして監視され、メッセージは16進数で表示されます。 | バイナリとして監視され、メッセージは文字コード変換エラー(注)に続けて16進数で表示されます。 |
注)次のような16進数表記となります。 Cannot encode the rest of the messages. Check their contents on the sender system. <16進数表記>"
ただし、以下のように、それぞれ誤判定される場合があります。
SNMPトラップの | SNMPトラップ送信元リストファイルに未設定の監視対象機器から | |
---|---|---|
cnv_mode.ini : | cnv_mode.ini : | |
UTF-8(※1) | SJISと誤判定の可能性があります。 | SJISと誤判定の可能性があります。 |
バイナリ(※2) | SJIS/EUCと誤判定の可能性があります。 | SJIS/EUCと誤判定の可能性があります。 |
誤判定された場合は、以下のいずれかのメッセージが表示されます。
「文字化けしたメッセージ」
「Invalid character code. Text is deleted.」
「"Cannot encode the rest of the messages. Check their contents on the sender system. <16進数表記>"」
なお、SNMPトラップ文字コード変換動作モードファイル(cvn_mode.ini)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
SNMPトラップのVarbind部分の文字コードがUTF-8、バイナリのメッセージについて、誤判定されなくなり、誤判定された場合のメッセージが表示されなくなります。
SNMPトラップのVarbind部分がすべてSJIS、またはEUCの文字コードの範囲内のバイナリデータで、かつ、その中に機種依存文字等の文字コード変換できない文字が含まれていた場合の動作が変わりました。【Windows版】
文字コード変換エラーを出力します。
文字コード変換エラーを出力せずに、バイナリデータとして16進数でメッセージ表示します。