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Systemwalker Centric Manager V17.0.1 リリース情報

2.23.36 システムログに出力されるメッセージ形式についての非互換項目【Linux版】【Red Hat Enterprise Linux 8】

Red Hat Enterprise Linux 7以前とRed Hat Enterprise Linux 8以降とで、システムログに出力される一部のメッセージ形式に非互換があります。

Red Hat Enterprise Linux 7以前(V15.2.1以前)

Red Hat Enterprise Linux 7以前でのメッセージの例:

Sep 22 13:00:00 VM001 systemd: sysstat-collect.service: Succeeded.

Red Hat Enterprise Linux 8以降(V15.3.0以降)

Red Hat Enterprise Linux 8以降でのメッセージの例:
プロセス名に[%1]の形式でプロセスIDが付加されるメッセージがあります。

Sep 22 13:00:00 VM001 systemd[%1]: sysstat-collect.service: Succeeded.

対処方法

Red Hat Enterprise Linux 7以前のシステムログの監視で使用していたイベント監視の条件定義をRed Hat Enterprise Linux 8以降の環境でもそのまま利用するための方法[方法1]と、イベント監視の条件定義を編集する方法[方法2]とがあります。

いずれかの方法で対処してください。

[方法1] システムログの出力形式をRed Hat Enterprise Linux 7以前のデフォルトの形式に変更する

システムログの出力形式をRed Hat Enterprise Linux 7以前のデフォルトの形式に変更しておくことで、Red Hat Enterprise Linux 7以前のシステムログの監視で使用していたイベント監視の条件定義をRed Hat Enterprise Linux 8以降においてもそのまま利用することができます。

[方法2] 使用するイベント監視の条件定義を編集する

システムログの出力形式をRed Hat Enterprise Linux 7以前のデフォルトの形式に変更しない場合は、使用するイベント監視の条件定義への編集が必要となります。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

“Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド”の“イベント監視機能を使用している場合”