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Interstage Business Application Server トラブルシューティング

第2章 アプリケーション連携実行基盤で発生するトラブルの一覧

アプリケーション連携実行基盤の運用中にトラブルが発生した場合の対処方法を説明します。

異常の発生箇所を大別すると、以下のカテゴリに分類されます。各異常時の対処方法の詳細については、本マニュアルの対応する各章または関連マニュアルを参照してください。

同期アプリケーション連携実行基盤で発生するトラブルの一覧

異常発生箇所

現象

対処

環境作成

アプリケーション

クライアントアプリケーションを実行した時、NoClassDefFoundErrorが発生する。

以下のマニュアルを参照して、環境の設定を確認してください。

  • “Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“同期アプリケーション連携実行基盤編”の“実行環境の構築”の“クライアントアプリケーションの環境作成”

クライアントアプリケーションを実行した時、UJI771が発生する。

クライアントアプリケーションを実行した時、UnsatisfiedLinkErrorが発生する。

クライアントアプリケーションを実行した時、ExceptionInInitializerErrorが発生する。

クライアントアプリケーションとしてApcoordinatorを使用した時、エラーが発生する。

以下のマニュアルを参照して、環境の設定を確認してください。

  • “Apcoordinatorユーザーズガイド”の“アプリケーションに必要なApcoordinatorのファイル”

  • “Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“同期アプリケーション連携実行基盤編”の“実行環境の構築”の“クライアントアプリケーションの環境作成”

アプリケーション連携実行基盤

syslogやイベントログに、“FSP_INTS-BAS”で始まるエラーメッセージが出力される。

出力されているエラーメッセージの対処を実施してください。

エラーメッセージの詳細については、“Interstage Business Application Server メッセージ集”を参照してください。

syslogやイベントログへのログ出力に失敗する。

以下のマニュアルを参照して、環境の設定を確認してください。

  • “Interstage Business Application Server インストールガイド”の“インストール後の作業”

また、出力するログの機能(Facility値)およびログの重大度(Severity値)の設定により、ログが出力されない場合があります。設定方法については以下のマニュアルを参照してください。

  • “Interstage Business Application Server リファレンス”の“ログ定義ファイルリファレンス”

apfwscntmainまたは、apfwscntmain_ntのプロセスが異常終了する。

配備されたサーバアプリケーションに問題がないか確認してください。異常の対処の詳細は、“10.2.4 サーバアプリケーションが異常終了した場合”を参照してください。

ワークユニット

ワークユニットが異常終了する。

異常終了したワークユニットを再起動します。異常の対処の詳細は、“第5章 ワークユニットが異常停止した場合の復旧方法”を参照してください。

Interstage Application Server

Interstageで異常が発生する。

Interstage Application Serverが出力するメッセージの対処を行います。異常の対処の詳細は、“第6章 Interstageに異常が発生した場合の復旧方法”を参照してください。

データベース

データベース製品で異常が発生する。

データベース製品が出力するメッセージの対処を行います。異常の対処の詳細は、“第7章 データベースサーバで異常が発生した場合の復旧方法”を参照してください。