対象バージョンレベル
SystemWalker/CentricMGR
Solaris版:5.0/5.1/5.2
A
業務サーバのIPアドレス/ホスト名変更手順
作業手順
IPアドレス、ホスト名の変更に必要な作業手順を以下に示します。
1. SystemWalker/CentricMGR の停止 |
2. ノード情報の変更 |
3. IPアドレス/ホスト名の変更 |
4. hostsファイルまたはDNSの変更 |
5. SystemWalker/CentricMGR の起動 |
6. 構成情報の一括配付 |
7. 機能ごとの変更 |
8. システムの再起動 |
9. 作業完了の確認 |
使用するコマンドは、システム管理者(スーパーユーザ)権限で実行してください。
1. SystemWalker/CentricMGRの停止
[作業:業務サーバ]
以下のコマンドを実行します。
/opt/systemwalker/bin/pcentricmgr |
コマンドの詳細は、本製品の“SystemWalker/CentricMGR リファレンスマニュアル”を参照してください。
2. ノード情報の変更
ノード情報の変更は、旧業務サーバのノードアイコンのプロパティを変更します。
ノードプロパティを変更する場合に、マップ上に新IP/ホスト名のアイコンが存在しないかの確認をするよう記載してください。存在している場合は編集画面からそのノードを削除するようにしてください。
タイミングによって新しいノードとして新IP/ホスト名のノードがマップ上に存在する場合があります。その場合、旧ノードのプロパティを変更しようとしても、既にそのIP/ホスト名のノードが存在する旨のメッセージがでて更新作業が行えません。
注意
表示名も必要であれば変更するように記載してください。
また、表示名は各ツリーによって別々の名前が付けられるため、すべてのツリーで同じ表示名をつける場合はすべてのツリーで変更作業を行ってください。
[作業:運用管理クライアント]
サブネットを変更する場合は、事前にサブネットフォルダを新しく作成します。
(業務サーバの変更を行った時点で新しく作成したサブネットフォルダに自動的に移動します。)
[サブネットフォルダの作成方法]
SystemWalkerコンソール 業務監視またはシステム監視で[機能選択]コンボボックスから[編集]を選択します。
[業務監視-編集]ウィンドウで[ツリー選択]コンボボックスから[ノード一覧]を選択します。
ノード一覧ツリーの中から、サブネットフォルダを追加する対象の部門フォルダを選択し、[オブジェクト]メニューから[フォルダ作成]を選択します。
詳細については、それぞれ以下のマニュアルを参照してください。
5.0/5.1:
“SystemWalker/CentricMGR 導入手引書”の“ネットワーク管理の環境を定義する”
5.2:
“SystemWalker/CentricMGR 運用手引書”の“ネットワークを監視するための運用環境を定義する”
SystemWalkerコンソール 業務監視またはシステム監視で[機能選択]コンボボックスから[編集]を選択し、業務サーバのノードのプロパティ画面を表示します。
ホスト名の変更は、[ネットワーク]タブを開いてホスト名を変更します。
次に[インタフェース]タブを開いて、変更対象のインタフェースを選択し、ホスト名を変更します。
IPアドレスの変更は、[ノードプロパティ]の[インタフェース]タブを開き、変更対象のインタフェースを選択し、IPアドレスを変更します。
3. IPアドレスの変更/ホスト名の変更
[作業:業務サーバ]
オペレーティングシステムのIPアドレス/ホスト名を変更します。
詳細は、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。
4. hostsファイルまたはDNSの変更
[作業:各サーバ/クライアント]
hostsファイルまたはDNSサーバに設定している情報を変更します。
変更しているIPアドレス/ホスト名が定義されているサーバ/クライアントで変更します。
5. SystemWalker/CentricMGRの起動
[作業:業務サーバ]
以下のコマンドを実行します。
/opt/systemwalker/bin/scentricmgr |
コマンドの詳細は、本製品の“SystemWalker/CentricMGR リファレンスマニュアル”を参照してください。
6. 構成情報の一括配付
[作業:運用管理サーバ]
以下のコマンドを実行します。
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpfwbs\bin\mpdrpspm.exe -a |
/opt/systemwalker/bin/mpdrpspa.sh all |
コマンドの詳細は、本製品の“SystemWalker/CentricMGR リファレンスマニュアル”を参照してください。
注意
運用管理サーバ配下に部門管理サーバがある場合、部門管理サーバでSystemWalker/CentricMGR起動中であること。
7. 機能ごとの変更
機能ごとの変更を行います。変更を行う機能と変更が必要な場所を以下に示します。インストール種別または使用している機能により、設定を行ってください。
機能名 | 運用管理サーバ | 部門管理サーバ | 業務サーバ | 運用管理クライアント | クライアント |
---|---|---|---|---|---|
SystemWalkerコンソール | - | - | - | ○(注1) | - |
イベント監視 | ○ | ○(注2) | ○(注2) | ○(注2) | ○(注2) |
性能監視 | - | - | - | ○ | - |
リカバリフロー(5.2) | - | - | - | ○ | - |
スクリプト(5.2) | ○ | - | - | ○ | - |
メータリング(5.2) | - | - | - | ○ | ○ |
自動運用支援 | - | - | - | ○ | - |
資源配付 | - | - | ○ | ○ | ○ |
アプリケーション管理 | - | - | ○ | - | - |
注1)
IPアドレス、ホスト名の変更時、mpaplregコマンドでメニューを登録しているノードを削除後、再登録する場合、mpaplregコマンドで該当のメニューを再登録(削除後登録)する必要があります。
注2)
メッセージ送信先システムを設定している場合、メッセージ送信先システムを変更します。
SystemWalkerコンソール
以下の手順で該当のメニューを再登録してください。
ノードを削除する前に行う処理
削除するノードに対しメニューが登録されているか確認します。
運用管理クライアント上で、以下のコマンドを実行し、削除するノードに対しメニューが登録されているか確認してください。
SystemWalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin\mpaplreg -v |
削除するノードに対し登録されているメニューを削除します。
運用管理クライアント上で、mpaplregコマンドにて削除するノードに対し登録されているメニューを削除してください。
※メニューを再登録するため、メニュー名/コマンドラインはメモしておいてください。
ノードを再登録後に行う処理
削除したメニューについて、再登録したノードのホスト名を指定して再登録します。
運用管理クライアント上で、mpaplregコマンドにてメニューを再登録してください。
mpaplregコマンドについては、“SystemWalker/CentricMGR リファレンスマニュアル”のmpaplreg(監視画面のメニュー項目登録コマンド)を参照してください。
イベント監視(イベント監視の機能を使用している場合)
[作業1:運用管理サーバ]
業務サーバのメッセージ通知先が運用管理サーバの場合、以下のコマンドを実行します。
運用管理サーバがクラスタ環境の場合は運用系で実行します。
業務サーバのホスト名には、変更前のホスト名を指定します。
Windowsの場合(MS-DOSプロンプト上で実行)
SystemWalker/CentricMGR V5.0L20以前
opaconstat -d 業務サーバのホスト名 |
SystemWalker/CentricMGR V5.0L30以降
opaconstat -D 業務サーバのホスト名 |
UNIXの場合
SystemWalker/CentricMGR 5.1以前の場合
/opt/systemwalker/bin/opaconstat -D -n 業務サーバのホスト名 |
SystemWalker/CentricMGR 5.2の場合
/opt/systemwalker/bin/opaconstat -D 業務サーバのホスト名 |
コマンドの詳細は、本製品の“SystemWalker/CentricMGR リファレンスマニュアル”を参照してください。
[作業2:部門管理サーバ]
業務サーバのメッセージ通知先が部門管理サーバの場合、以下のコマンドを実行します。
部門管理サーバがクラスタ環境の場合は運用系、待機系で実行します。
業務サーバのホスト名には、変更前のホスト名を指定します。
Windowsの場合(MS-DOSプロンプト上で実行)
SystemWalker/CentricMGR V5.0L20以前
opaconstat -d 業務サーバのホスト名 |
SystemWalker/CentricMGR V5.0L30以降
opaconstat -D 業務サーバのホスト名 |
UNIXの場合
SystemWalker/CentricMGR 5.1以前の場合
/opt/systemwalker/bin/opaconstat -D -n 業務サーバのホスト名 |
SystemWalker/CentricMGR 5.2の場合
/opt/systemwalker/bin/opaconstat -D 業務サーバのホスト名 |
コマンドの詳細は、本製品の“SystemWalker/CentricMGR リファレンスマニュアル”を参照してください。
[作業3:業務サーバ]
メッセージ通知先のシステムが動作していることを確認し、以下のコマンドを実行します。
/opt/systemwalker/bin/opaconstat -a |
コマンドの詳細は、本製品の“SystemWalker/CentricMGR リファレンスマニュアル”を参照してください。
[作業4:運用管理クライアント]
業務サーバ上での変更作業を行った後、以下の手順で作業を行います。この作業は、メッセージ送信先システム定義を旧業務サーバと定義していた運用管理クライアントで必要となります。
スタートメニューから[プログラム]-[SystemWalker_CentricMGR]-[環境設定]-[システム監視クライアント設定]を起動して、運用管理クライアントを接続し、メッセージ送信先システムの定義を変更します。
SystemWalkerコンソール 業務監視またはシステム監視を終了後、MS-DOSプロンプト上で以下のコマンドを実行して、SystemWalker/CentricMGRを再起動します。
pcentricmgr |
接続形態が必要時接続の場合、以下のコマンドを実行します。
opaconstat -a |
コマンドの詳細は、本製品の“SystemWalker/CentricMGR リファレンスマニュアル”を参照してください。
[作業5:クライアント]
運用管理クライアント上での変更作業を行った後、以下の手順で作業を行います。この作業は、メッセージ送信先システム定義を旧業務サーバと定義していたクライアントで必要となります。
スタートメニューから[プログラム]-[SystemWalker_CentricMGR]-[環境設定]-[システム監視クライアント設定]を起動して、クライアントを接続し、メッセージ送信先システムの定義を変更します。
SystemWalkerコンソール 業務監視またはシステム監視を終了後、MS-DOSプロンプト上で以下のコマンドを実行して、SystemWalker/CentricMGRを再起動します。
pcentricmgr |
接続形態が必要時接続の場合、以下のコマンドを実行します。
opaconstat -a |
コマンドの詳細は、本製品の“SystemWalker/CentricMGR リファレンスマニュアル”を参照してください。
性能監視(性能監視の機能を使用している場合)
[作業:運用管理クライアント]
IPアドレス/ホスト名を変更した業務サーバをネットワーク性能監視、または、サーバ性能監視の対象にしている場合は、以下の手順で性能監視の設定を変更します。
5.0/5.1の場合
SystemWalkerコンソール 業務監視またはシステム監視から、以下の手順でポリシーを配付します。
[ポリシー]メニューから、[ポリシーの定義]-[性能]-[全体]を選択します。
OKボタンを押してポリシーを再作成します。
[すぐに適用する]という指定でポリシーを配付します。
5.2の場合
SystemWalkerコンソール 業務監視またはシステム監視から、以下の手順でポリシーを配付します。
[ネットワーク性能監視の監視対象としている場合]
[ポリシー]メニューから、[ポリシーの定義]-[ネットワーク性能]-[全体]を選択します。
性能監視機能のチェックボックスをOFFにして[更新]ボタンを押します。
再度[ポリシー]メニューから、[ポリシーの定義]-[ネットワーク性能]-[全体]を選択します。
性能監視機能のチェックボックスをONにして[更新]ボタンを押してポリシーを再作成します。
[すぐに適用する]という指定でポリシーを配付します。
[サーバ性能監視の監視対象としている場合]
[ポリシー]メニューより、[ポリシーの定義]-[サーバ性能]を選択します。
IPアドレス/ホスト名を変更したノードに配付しているポリシーを選択し、[変更]ボタンを押し、表示された画面でそのまま[OK]ボタンを押します。
IPアドレス/ホスト名を変更したノードのポリシーすべてについて、2) の操作を実施します。
[すぐに適用する]という指定でポリシーを配付します。
詳細については、それぞれ以下のマニュアルを参照してください。
5.0/5.1:
“SystemWalker/CentricMGR 導入手引書”の“性能監視の環境を定義する”
5.2:
“SystemWalker/CentricMGR 導入手引書”の“利用機能の環境設定”
リカバリフロー(リカバリフローの機能を使用している場合(5.2))
[作業:運用管理クライアント]
リカバリフローのタスクのコマンド実行先システムとして、業務サーバが指定されている場合は、以下の手順でリカバリフローの設定を変更します。
SystemWalkerコンソール 業務監視またはシステム監視の[ポリシー]メニューから[ポリシーの定義]-[リカバリフロー]-[リカバリフローの登録]を選択します。
表示された[リカバリフローの登録]画面で、変更対象のタスクを選択し、[変更]ボタンをクリックします。
表示された[タスク情報]ダイアログボックス-[基本情報]タブの[システム]に設定されているホスト名を新しいホスト名に変更します。
詳細は、本製品の“SystemWalker/CentricMGR 導入手引書”の“利用機能の環境設定”を参照してください。
スクリプト(スクリプト制御の機能を使用している場合(5.2))
[作業1:運用管理サーバ]
スクリプトファイル中に、変更前のホスト名が記述されている場合は、新しいホスト名に変更します(ユーザ作成スクリプトについても同様)。
インテリジェントサービスが提供するサンプルスクリプト一覧を以下に示します。
定義項目としてホスト名の情報を持っています。
ノード状態の監視(snmphost.swt)
MIBしきい値監視(snmpmib.swt)
大規模同報リモートコマンド(scGlobalRmtCmd.swt)
必要イベント未発生調査(scMsgSearch.swt)
イベントの発生元ノード名を判定処理用に参照できます。
イベント固定テキスト変換(scFixedTextChange.swt)
イベント切り分けテキスト変換(scMultiTextChange.swt)
(scMultiTextChangeTable.swt)
先頭通知コラレーション(scTopSendCor.swt)
末尾通知コラレーション(scLastSendCor.swt)
参考
ユーザスクリプトの格納先
登録を行うユーザスクリプトは、共通管理ディレクトリ(配下の任意のサブディレクトリ含む)に格納します。共通管理ディレクトリは以下のとおりです。
/var/opt/FJSVssc/script/common |
[作業2:運用管理クライアント]
スクリプトファイル中に、変更前のホスト名が記述されている場合は、以下の手順でスクリプト制御機能の設定を変更します。
事前に運用管理サーバ上で、スクリプトの編集作業を行います。
SystemWalkerコンソール 業務監視またはシステム監視を起動し、変更したスクリプトを使用しているシステムに対し、インテリジェントサービスのポリシーを再作成し、配付し直します。
メータリング(メータリング機能を使用している場合(5.2))
[作業1:運用管理クライアント]
以下の手順でメータリング機能の設定を変更します。
サーバポリシーの変更作業
SystemWalkerコンソール 業務監視またはシステム監視の[ポリシー]メニューから、[ポリシーの定義]-[メータリング]を選択し、サーバポリシーをダブルクリックします。
表示された「サーバポリシー」画面の「上位サーバ」の欄に、変更前の業務サーバが定義されている場合は、変更後の業務サーバのホスト名を設定します。
IPアドレス・ホスト名を変更した業務サーバの直下に、別の業務サーバがメータリング中継サーバとして定義されている場合、メータリング中継サーバにポリシーを配付します。
クライアントポリシーの変更作業
SystemWalkerコンソール 業務監視またはシステム監視の[ポリシー]メニューから、[ポリシーの定義]-[メータリング]を選択し、クライアントポリシーをダブルクリックします。
表示された「クライアントポリシー」画面の「上位サーバ」の欄に、変更前の業務サーバが定義されている場合は、変更後の業務サーバのホスト名を設定します。
定義したポリシーを業務サーバに配付します。
運用管理クライアントを業務サーバ直下のメータリングクライアントに設定している場合、スタートメニューから[プログラム]-[SystemWalker_CentricMGR]-[環境設定]-[メータリングクライアント動作環境設定]を起動し、「接続サーバ」に変更後の業務サーバのホスト名/IPアドレスを設定します。
詳細は、本製品の“SystemWalker/CentricMGR 導入手引書”の“アプリケーションの利用状況を管理する(メータリング)”を参照してください。
[作業2:クライアント]
クライアントを業務サーバ直下のメータリングクライアントに設定している場合は、事前に運用管理クライアント上での変更作業を行い、続けて以下の手順で設定を変更してください。
スタートメニューから[プログラム]-[SystemWalker_CentricMGR]-[環境設定]-[メータリングクライアント動作環境設定]を起動し、「接続サーバ」に変更後の業務サーバのホスト名/IPアドレスを設定します。
自動運用支援(イベント条件の定義を使用している場合)
[作業:運用管理クライアント]
IPアドレス、ホスト名を変更した業務サーバのホスト名を、イベント監視の条件として定義している場合、以下の手順で変更作業を行ってください。
業務サーバに対する操作
SystemWalkerコンソール 業務監視またはシステム監視で業務サーバのノードを選択し、[ポリシー]メニューから、[ポリシーの定義]-[イベント]-[ノード]を選択して[イベント監視の条件定義]画面を表示します。
業務サーバのホスト名を定義しているイベントをダブルクリックし、[イベント定義]画面を表示します。“ホスト名の特定”欄を変更後のホスト名に変更します。
[アクション定義]-[SNMPトラップ]を選択し、通知先ホスト名を変更後のホスト名に変更します。
[アクション定義]-[リモートコマンド]を選択し、発行先のホスト名を変更後のホスト名に変更します。
定義を変更した場合は、ポリシー配付します。
運用管理サーバに対する操作
SystemWalkerコンソール 業務監視またはシステム監視で運用管理サーバのノードを選択し、[ポリシー]メニューから、[ポリシーの定義]-[イベント]-[ノード]を選択して[イベント監視の条件定義]画面を表示します。
上記の 2 ~ 4を確認します。
定義を変更した場合は、ポリシー配付します。
部門管理サーバに対する操作
SystemWalkerコンソール 業務監視またはシステム監視で部門管理サーバのノードを選択し、[ポリシー]メニューから、[ポリシーの定義]-[イベント]-[ノード]を選択して[イベント監視の条件定義]画面を表示します。
上記の 2 ~ 4を確認します。
定義を変更した場合は、ポリシー配付します。
運用管理クライアントに対する操作
(OSがWindowsNT系で、かつ、イベント監視機能をインストールしている場合のみ設定が必要です)
SystemWalkerコンソール 業務監視またはシステム監視で運用管理クライアントのノードを選択し、[ポリシー]メニューから、[ポリシーの定義]-[イベント]-[ノード]を選択して[イベント監視の条件定義]画面を表示します。
上記の 3を確認します。
定義を変更した場合は、ポリシー配付します。
クライアントに対する操作
(OSがWindowsNT系で、かつ、イベント監視機能をインストールしている場合のみ設定が必要です)
SystemWalkerコンソール 業務監視またはシステム監視でクライアントのノードを選択し、[ポリシー]メニューから、[ポリシーの定義]-[イベント]-[ノード]を選択して[イベント監視の条件定義]画面を表示します。
上記の 3を確認します。
定義を変更した場合は、ポリシー配付します。
詳細については、それぞれ以下のマニュアルを参照してください。
5.0/5.1:
“SystemWalker/CentricMGR 運用手引書”の“イベントに自動アクションを設定する”
5.2:
“SystemWalker/CentricMGR 運用手引書”の“障害への対処を自動化する”
資源配付(資源配付の機能を使用している場合)
[作業1:業務サーバ]
業務サーバにloginし、スーパーユーザになります。
以下のコマンドを実行し、"work_dir"で始まる行の":"以降に表示されたパスを確認します。
# drmslook | grep work_dir
2)で確認した、work_dirオプションで指定されている作業ディレクトリのtmp配下に以下のファイルがない事を確認します。以下のファイルが存在した場合は削除してください。
hostname |
[作業2:運用管理クライアント]
本作業はホスト名を変更した業務サーバが配付経路に定義されている場合に必要です。
運用管理クライアントから運用管理サーバに接続し資源配付ウィンドウを起動します。
[対象システム]からホスト名を変更した業務サーバを選択し、右クリックして表示されるメニューから[プロパティ]画面を開きます。
[プロパティ]の[サーバ定義]タブを選択し、業務サーバのサーバ名/ノード名を変更してください。
[作業3:運用管理クライアント]
本作業はホスト名を変更した業務サーバが配付経路に定義されている場合に必要です。
運用管理クライアントから部門管理サーバに接続し資源配付ウィンドウを起動します。
[対象システム]からホスト名を変更した業務サーバを選択し、右クリックして表示されるメニューから[プロパティ]画面を開きます。
[プロパティ]の[サーバ定義]タブを選択し、業務サーバのサーバ名/ノード名を変更してください。
[作業4:クライアント]
本作業はクライアントで業務サーバが接続先サーバに指定されている場合に必要です。
スタートメニューから[プログラム]-[Systemwalker_CentricMGR]-[環境設定]-[資源配付クライアント セットアップ]を起動し、[資源配付クライアント]の[セション開設]タブを選択し、ノード名入力形式に従って接続先のノード名を変更してください。
詳細については、それぞれ以下のマニュアルを参照してください。
5.0/5.1:
“SystemWalker/CentricMGR 運用手引書”の“各種定義の見直し”
5.2:
“SystemWalker/CentricMGR 導入手引書”の“利用機能の環境設定”
注意
スケジュール情報ファイルの通知先ノード名を変更後にスケジュール通知を行うと、今まで通知していたすべての情報が再度通知されますので通知先サーバに負荷がかかります。そのため設定変更の作業は各サーバ一斉に実施しないでください。
アプリケーション管理(アプリケーション管理を使用している場合)
[作業:運用管理クライアント]
以下の手順でアプリケーション管理の設定を変更します。
SystemWalkerコンソール 業務監視の[ポリシー]メニューから、[ポリシーの定義]-[アプリケーション]を選択します。
[動作の設定]で[アプリケーション情報送信種別]を[次回エージェント起動時のみ最新の情報を送信する]にしてポリシーを作成/更新します。 このとき、配付先にはアプリケーションの監視を行っているノードを指定します。
[すぐに適用する(配付先のサービスを再起動する)]指定で、ポリシーを配付します。
8. システムの再起動
業務サーバのシステムを再起動します。
9. 作業完了の確認
[作業:運用管理クライアント]
SystemWalkerコンソール 業務監視またはシステム監視を起動します。
変更したノードの情報を[ノードプロパティ]画面の[インタフェース]タブを開いて確認してください。