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Enterprise Postgres 15 SP1 メッセージ集

1.1.1 出力形式

メッセージの出力形式は、以下になります。

アプリケーションに返却されるメッセージの形式

エラー種別: メッセージ内容

サーバメッセージログに出力されるメッセージの形式

SQLSTATE: 日時 [プロセスID]: [内部コード-1] user = ユーザ名,db = データベース名,remote = クライアントIPアドレス(ポート番号) app = アプリケーション名 エラー種別: メッセージ内容

参照

SQLSTATEの詳細については、“PostgreSQL Documentation”の“Appendixes”の“PostgreSQL Error Codes”を参照してください。

注意

  • サーバメッセージのログに出力されるメッセージを監視する場合の注意事項

    サーバメッセージを監視する場合は、SQLSTATEでの監視を行ってください。以下に、SQLSTATEで監視する場合の設定方法と注意事項を示します。

    • 設定方法

      “導入ガイド(サーバ編)”の“セットアップ”の“エラーログの設定”を参照してください。

    • 注意事項

      • ユーザ名、クライアントIPアドレス(ポート番号)、アプリケーション名は空白になる場合があります。

  

  • アプリケーションに返却されるメッセージを監視する場合の注意事項

    SQLSTATEは、アプリケーションに返却されるメッセージに出力することができます。以下に、出力する場合の設定方法と注意事項を示します。

    • 設定方法

      • SET文でlog_error_verbosityパラメタの値をVERBOSEに設定する

      • C言語ライブラリを使用したアプリケーションで、PQsetErrorVerbosity関数を使用して、メッセージの冗長度をPQERRORS_VERBOSEに設定する

    • 注意事項

      • C言語ライブラリを使用したアプリケーションに返却されるメッセージの場合だけ、SQLSTATEが出力されます。

      • ユーザ名、クライアントIPアドレス(ポート番号)、アプリケーション名は空白になる場合があります。

  

  • メッセージ内容にメールアドレス(“pgsql-bugs@postgresql.org”)が出力され、エラーの原因が特定できない場合には、当社技術員(SE)に連絡してください。


サーバメッセージログに出力されるメッセージ

3D000: 2017-07-10 19:41:05 JST [13899]: [1-1] user = fepuser,db = fep,remote = 127.0.0.1(51902) app = [unknown] FATAL:  database "fep" does not exist