[利用者の処置]
Symfoware/RDBを再起動してください。再びダウンリカバリに失敗した場合は以下の手順で処理を実行してください。
1.アーカイブログファイルを退避してください。
2.アーカイブログファイルを削除してください。
3.ログ管理ファイルを初期化してください。
4.テンポラリログファイルを再作成してください。
5.アーカイブログファイルを作成してください。
6.起動してください。
7.必要に応じてメディアリカバリを実行してください。
[調査資料]
コアダンプ 格納場所: RDB構成パラメタファイルのRDBCOREパラメタで指定されたディレクトリにあります。 取得方法: ntbackupコマンド等により2次記憶媒体に退避してください。 操作例: ntbackupを起動し、メニューの指示に従いcoreファイルを退避してください。 ロードモジュール 格納場所: インストールディレクトリのsbinディレクトリにあります。 取得方法: ntbackupコマンド等により2次記憶媒体に退避してください。 操作例: ntbackupを起動し、メニューの指示に従いrdb2base.exeファイルを退避してください。 ライブラリ 格納場所: インストールディレクトリのlib配下などにあります。 取得方法: VC++付属dumpbinコマンドのimportsオプションにrdb2base.exeを指定した時の出力に含まれるファイルを2次記憶媒体に退避してください。 操作例: ntbackupを起動し、メニューの指示に従いライブラリファイルを退避してください。 コンソールログ 格納場所: イベントビューアでイベントログを保存したディレクトリです。 取得方法: イベントビューアのログメニューから、名前を付けて保存を選び2次記憶媒体に退避してください。 実行手順ログ 格納場所: 不定。 取得方法: 処理の実行内容や、実行過程が記録されているファイルを2次記憶媒体に退避してください。 ログ管理ファイル 格納場所: ログ管理ファイル(rdblogmanage)は以下の箇所に存在します。 - RDB構成パラメタファイルに定義種別(RDBLOGMANAGE)を指定した場合は、指定したディレクトリに存在します。 - RDB構成パラメタファイルに指定していない場合は、Symfoware/RDBをインストールしたディレクトリのetcディレクトリに存在します。 取得方法: ログ管理ファイルを、ntbackupコマンド等により2次記憶媒体に退避してください。 操作例: ntbackupを起動し、メニューの指示に従いログ管理ファイル(rdblogmanage)を退避してください。 テンポラリログファイル 格納場所: テンポラリログファイルの格納場所は、rdblog -V -tコマンドを実行することで取得できます。 取得方法: テンポラリログファイルを、ntbackupコマンド等により2次記憶媒体に退避してください。 操作例: ntbackupを起動し、メニューの指示に従いテンポラリログファイルを退避してください。 rdbdmpコマンドによる退避データ 格納場所: rdbdmp、または、rdbrcvコマンドで指定した退避場所に存在します。 取得方法: 既に、退避済みの退避データを、ntbackupコマンド等により別の2次記憶媒体に退避してください。 操作例: ntbackupを起動し、メニューの指示に従いファイルを退避してください。 OSコマンドによるDBスペースの退避データ 格納場所: IOEモードでのrdbrcvコマンドを実行する以前に、取得していたDBスペースの退避データです。 取得方法: 既に、退避済みのバックアップデータを、ntbackupコマンド等により別の2次記憶媒体に退避してください。 操作例: ntbackupを起動し、メニューの指示に従いファイルを退避してください。