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Enterprise Application Platform V1.2.0 Launcherユーザーズガイド

7.1.1 domain.xmlの作成

domain.xmlを作成するには、サンプルを元にして必要な定義項目のみ設定を変更してください。

サンプル

サンプルは、LauncherのGitHubリポジトリーから入手できます。ファイルの入手先に関する詳細については、リポジトリー上のREADMEファイルを参照してください。

参照

Launcher GitHubリポジトリー

https://github.com/fujitsu/launcher

注意

サンプルには、運用するLauncherのバージョンに合ったものを使用してください。特定のバージョンのファイルは以下のURLから参照できます(versionはLauncherのバージョンを表します)。

https://github.com/fujitsu/launcher/tree/version

要素の変更

修正前のdomain.xmlに要素が記載されている場合は、その要素の値を変更してください。修正前のdomain.xmlに要素が記載されていない場合は、要素を追加してください。

java-config要素の子要素として2つのjvm-options要素を記載する例

<java-config>
  <jvm-options>-Djavax.net.ssl.keyStore=${com.sun.aas.instanceRoot}/config/keystore.jks</jvm-options>
  <jvm-options>-Djavax.net.ssl.trustStore=${com.sun.aas.instanceRoot}/config/cacerts.jks</jvm-options>
</java-config>

属性の変更

修正前のdomain.xmlに属性が記載されている場合は、その属性の値を変更してください。修正前のdomain.xmlに属性が記載されていない場合は、属性を追加してください。

なお、domain.xmlに属性を記載しない場合、本章に記載されている既定値が使用されます。

注意

  • 本章に表示されている属性の既定値は、domain.xmlで属性を省略した場合に採用される値を表します。ただし、domain.xmlにあらかじめ値が設定されている属性については、その値を既定値として表示している場合があります。詳細については、各属性の注意を参照してください。

  • 本章で既定値が「なし」と表示されている属性については、属性を指定しないことが特別な意味を持つ場合を除き、domain.xmlで属性を省略できません。

thread-pool要素のmax-thread-pool-size属性に値64を指定する例

<thread-pool name="http-thread-pool" max-thread-pool-size="64"/>

プロパティの変更

domain.xmlの要素に関連づけられたプロパティを設定するには、設定対象の要素の子要素としてproperty要素を記載します。property要素のname属性にプロパティ名、value属性にプロパティの値を指定します。

修正前のdomain.xmlにプロパティが記載されている場合は、そのプロパティの値を変更してください。修正前のdomain.xmlにプロパティが記載されていない場合は、property要素を追加してください。

なお、domain.xmlにプロパティを記載しない場合、本章に記載されている既定値が使用されます。

注意

  • 本章に表示されているプロパティの既定値は、domain.xmlでプロパティを省略した場合に採用される値を表します。ただし、domain.xmlにあらかじめ値が設定されているプロパティについては、その値を既定値として表示している場合があります。詳細については、各プロパティの注意を参照してください。

  • 本章で既定値が「なし」と表示されているプロパティについては、プロパティを指定しないことが特別な意味を持つ場合を除き、domain.xmlでプロパティを省略できません。

web-container要素のdispatcher-max-depthプロパティに値10を指定する例

<web-container>
  <property name="dispatcher-max-depth" value="10"/>
</web-container>