MicroProfile Telemetry Tracingに準拠した分散トレース機能を利用できます。
デフォルトではトレース機能は無効になっています。トレース機能を有効にするには、MicroProfile Configを使用してotel.sdk.disabledプロパティに「false」を設定してください。
例
MicroProfile Configの設定方法でアプリケーションに含めるmicroprofile-config.propertiesファイルを利用する場合、microprofile-config.propertiesには以下のように設定するとトレース機能を有効にできます。
otel.sdk.disabled=false
Launcherは、トレース情報を標準仕様のOpenTelemetry Protocol（OTLP）のフォーマットでエクスポートします。そのため、OTLPに対応したレシーバーを利用してください。OTLP以外のフォーマット(Jaeger、Zipkinなど)でエクスポートしたい場合、対応するExporterライブラリーをアプリケーションに追加してください。
例
アプリケーションにJaegerのExporterライブラリーを追加する場合、以下のライブラリーを追加します。version要素は必要に応じて設定してください。
<dependency>
<groupId>io.opentelemetry</groupId>
<artifactId>opentelemetry-exporter-jaeger</artifactId>
<version>${exporter.jaeger.version}</version>
</dependency>注意
アプリケーションにOpenTelemetryのライブラリー含める場合、OpenTelemetry JavaプロジェクトのV1.22に対応したライブラリーを使用してください。
詳細は、OpenTelemetry Javaを参照してください。