本章では、Jakarta EE関連のメッセージを説明します。
メッセージの出力形式と、技術員に連絡する前の作業について説明します。
メッセージの出力形式
メッセージの出力形式は、以下のようになります。
サーバーログ
[日時][内部情報][エラー種別][メッセージ番号][内部情報][内部情報][内部情報][[ メッセージ内容]]
メッセージ番号について
メッセージ番号がない場合は、メッセージ内容を参照してください。
_MessageID=xxx.yyy.zzzのように、ピリオドで区切られた形式の文字列が出力される場合があります。この場合は、メッセージ内容を参照してください。
メッセージブローカのログ
[#|日時|エラー種別|5.1.3|imq.log.Logger|内部情報|メッセージ番号: メッセージ内容| #]
上記以外
ラベル: エラー種別: メッセージ番号: メッセージ内容 サフィックス
注意
本章で説明するメッセージは、メッセージブローカのログに出力されるメッセージを除き、便宜上以下の形式で記載します。
エラー種別: メッセージ番号: メッセージ内容
ラベルには「GLASSFISH」、リソース名、コマンド名などが出力されます。ラベルやエラー種別は出力されない場合もあります。ここでは、ラベルを省略して記載しています。
エラー種別のERRORはSEVERE、INFOはCONFIG、FINE、FINERまたはFINESTと出力される場合もあります。
メッセージ番号は「GLASSFISH_xxxxx」の形式で出力される場合や、メッセージ番号に文字列「GLASSFISH_」が付加されない場合があります。また、メッセージ番号が出力されない場合があります。
サフィックスには、「(GLASSFISH)」が出力されます。ただし、サフィックスが出力されない場合もあります。
以下のように、メッセージ番号とメッセージ内容の間の空白が出力されないメッセージがあります。
[#|日時|エラー種別|5.1.3|imq.log.Logger|内部情報|メッセージ番号:メッセージ内容| #]
ラベル: エラー種別: メッセージ番号:メッセージ内容 サフィックス
技術員連絡の前に
GlassFish運用中にトラブルが発生し、メッセージの[ユーザーの対処]に説明されている対処をしてもトラブルが解決しない場合、技術員に連絡をする前に一括情報採取ツール(eapfcollectinfoコマンド)を使用して調査用の資料採取をしてください。
一括情報採取ツールについては、「運用ガイド」の「リファレンス」-「コマンド」-「一括資料採取コマンド」を参照してください。
監視が必要なメッセージ
監視が必要なメッセージについては、「付録E メッセージ情報」を参照してください。