運用中のサイトから待機サイトに定期的にシステムの複製をし、災害などが発生した時に待機サイトに切り替える運用をする場合は、以下に注意してください。
サイト間の複製は本製品の環境設定が完了してから開始してください。ただし、GlassFishを使用し、以下に該当する場合はバックアップ、リストアが必要です。
HTTPリスナーのネットワークアドレスにIPアドレスを指定した場合
IIOPサービスのネットワークアドレスにIPアドレスを指定した場合
管理サービスのネットワークアドレスにIPアドレスを指定した場合
JMSサービスにホスト名を指定し変更する場合
バックアップ、リストアをする際には以下に注意してください。
本製品の環境設定が完了してから本製品の資源のバックアップをしてください。
サイト間の複製は本製品の資源のバックアップ後に開始してください。
待機サイトに切り替えるときには、サービス、アプリケーション起動前に、待機サイトで本製品の資源のリストアをしてください。
eapfrestoreコマンド実行時には、変更後のホスト情報(IPアドレス、ホスト名)を指定してください。
また、バックアップ、リストアの必要有無にかかわらず、以下に注意してください。
GlassFishの管理コンソール操作中にサイト間の複製をしないでください。
GlassFishのServlet、EJBのセションは継続できません。
サイト切り替え後には、以下はサイト間の複製時の状態に戻ります。
ログ
GlassFishのJMSのメッセージ