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Site Recoveryfor Red Hat(R) OpenStack Platform V1.1 運用ガイド
FUJITSU Software

4.4.6 データベースの再バックアップの実施【サイト:本番サイト】

本手順は、以下の条件で実施してください。

6.3 増分バックアップ手順【サイト:本番サイト、災対サイト】」にある以下の操作を実施してください。

  1. バックアップ開始【サイト:本番サイト】

    rcx_srosp_backup begin <backup_name> --incremental

    <backup_name>には、従来のRed Hat(R) OpenStack Platform 16.1用本製品でバックアップ時に指定したbackup_nameを指定してください。

    注意

    ModuleNotFoundErrorが表示される場合、「4.4.5 必須パッケージのインストール」を実施していない可能性があります。実施済か確認をしてください。

  2. 4.2.1 RECコピーペア情報を退避【サイト:本番サイト】」で退避したコピーペア情報ファイルを再配置してください。

  3. データベースのバックアップ【サイト:本番サイト】

    rcx_srosp_backup system
  4. バックアップ完了【サイト:本番サイト】

    rcx_srosp_backup end

注意

Cinderボリュームのバックアップデータはそのまま使用できますので、以下のコマンドの再実施は不要です。

  • rcx_srosp_backup instance

  • rcx_srosp_backup volume