表F.1 GFS の常駐プロセスと監視要否項番 | プロセス名 | "ps -ef" の出力のCMD欄 | 起動数 | プロセスの起動条件 | 監視要否 | 監視要否の理由 |
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1 | sfcfrmd | sfcfrmd | 1 | GFS 共用ファイルシステムを利用している (GFS の構成ノード情報を登録した) 場合に起動。 | 不要 | 当プロセスは、sfcprmd により生存監視されます。 当プロセスが異常終了した場合、データ保護のため、即時ノードダウンとなります。 |
2 | sfcprmd | /usr/lib/fs/sfcfs/sfcprmd | 1 | 必ず起動。 | 不要 | 当プロセスは、sfcpncd により生存監視されます。 当プロセスが異常終了した場合、データ保護のため、即時ノードダウンとなります。 |
3 | sfcfsd | sfcfsd -f fsid (注1) | 1~10 (注3) | GFS 共用ファイルシステムのマウント時に起動。 アンマウント時に停止。 | 不要 | 当プロセスは、sfcprmd により生存監視されます。 当プロセスが異常終了した場合、データ保護のため、即時ノードダウンとなります。 |
4 | sfchnsd | /usr/lib/fs/sfcfs/sfchnsd | 1 | 必ず起動。 | 不要 | 当プロセスは、sfcfrmd により生存監視されます。 当プロセスが異常終了した場合、データ保護のため、即時ノードダウンとなります。 |
5 | sfcpncd | /usr/lib/fs/sfcfs/sfcpncd | 1 | 必ず起動。 | 必要 | 当プロセスは、GFS では生存監視されません。 当プロセスが停止していると、当プロセスが監視しているプロセス sfcprmd の生存監視ができなくなるため、監視が必要です。 当プロセスの停止を検出した場合、調査資料を採取し、カスタマーサポート担当者に連絡してください。 |
6 | sfcfsmg | sfcfsmg -x -y -f fsid -p special mount_point (注2) | 1~10 (注3) | GFS 共用ファイルシステムのマウント時に起動。 アンマウント時に停止。 | 不要 | 当プロセスは、sfcprmd により生存監視されます。 当プロセスが異常終了した場合、再起動されます。 ただし、当プロセスがプライマリ MDS として動作している場合は、ファイルシステムは閉塞します。 |
GFS : Global File Services
注1) fsid : ファイルシステムID
注2) x : "P" または "S"
y : "r" または "w"
fsid : ファイルシステムID
special : ブロック特殊ファイルのパス名
mount_point : マウントポイントのパス名
注3) マウントされている GFS 共用ファイルシステムの数