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PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.7

F.1 GFSの常駐プロセス一覧

表F.1 GFS の常駐プロセスと監視要否

項番

プロセス名

"ps -ef" の出力のCMD欄

起動数

プロセスの起動条件

監視要否

監視要否の理由

1

sfcfrmd

sfcfrmd

1

GFS 共用ファイルシステムを利用している (GFS の構成ノード情報を登録した) 場合に起動。

不要

当プロセスは、sfcprmd により生存監視されます。
当プロセスが異常終了した場合、データ保護のため、即時ノードダウンとなります。

2

sfcprmd

/usr/lib/fs/sfcfs/sfcprmd

1

必ず起動。

不要

当プロセスは、sfcpncd により生存監視されます。
当プロセスが異常終了した場合、データ保護のため、即時ノードダウンとなります。

3

sfcfsd

sfcfsd -f fsid
(注1)

1~10
(注3)

GFS 共用ファイルシステムのマウント時に起動。
アンマウント時に停止。

不要

当プロセスは、sfcprmd により生存監視されます。
当プロセスが異常終了した場合、データ保護のため、即時ノードダウンとなります。

4

sfchnsd

/usr/lib/fs/sfcfs/sfchnsd

1

必ず起動。

不要

当プロセスは、sfcfrmd により生存監視されます。
当プロセスが異常終了した場合、データ保護のため、即時ノードダウンとなります。

5

sfcpncd

/usr/lib/fs/sfcfs/sfcpncd

1

必ず起動。

必要

当プロセスは、GFS では生存監視されません。
当プロセスが停止していると、当プロセスが監視しているプロセス sfcprmd の生存監視ができなくなるため、監視が必要です。
当プロセスの停止を検出した場合、調査資料を採取し、カスタマーサポート担当者に連絡してください。

6

sfcfsmg

sfcfsmg -x -y -f fsid -p special mount_point
(注2)

1~10
(注3)

GFS 共用ファイルシステムのマウント時に起動。
アンマウント時に停止。

不要

当プロセスは、sfcprmd により生存監視されます。
当プロセスが異常終了した場合、再起動されます。
ただし、当プロセスがプライマリ MDS として動作している場合は、ファイルシステムは閉塞します。

GFS : Global File Services

注1) fsid : ファイルシステムID
注2) x : "P" または "S"
       y : "r" または "w"
       fsid : ファイルシステムID
       special : ブロック特殊ファイルのパス名
       mount_point : マウントポイントのパス名
注3) マウントされている GFS 共用ファイルシステムの数

参照

項番1~5のデーモンの機能説明は、“2.2.3 監視デーモン”を参照してください。

項番6のデーモンの機能説明は、“2.2.1 MDS (Meta Data Server)”を参照してください。