ここでは、運用中に表示される GFS 共用ファイルシステムのデーモンのメッセージについて説明します。
メッセージの種別、出力するデーモンまたはコマンド、およびプライオリティは、以下のとおりです。
種別 | 出力するデーモンまたはコマンド | プライオリティ (facility.level) |
|---|---|---|
パニックメッセージ | MDS (sfcfsmg デーモン) | local0.emerg |
sfcprmd デーモン | daemon.emerg | |
エラーメッセージ | sfcfrmd デーモン | daemon.err |
MDS (sfcfsmg デーモン) | local0.err | |
sfcfsd デーモン | daemon.err | |
sfcfs_mount コマンド | user.err | |
sfcpncd デーモン | daemon.err | |
sfcprmd デーモン | daemon.err | |
警告メッセージ | MDS (sfcfsmg デーモン) | local0.warning |
sfcfsd デーモン | daemon.warning | |
sfchnsd デーモン | daemon.warning | |
情報メッセージ | sfcfrmd デーモン | daemon.notice |
MDS (sfcfsmg デーモン) | local0.notice | |
sfcprmd デーモン | daemon.notice | |
sfchnsd デーモン | daemon.notice |
メッセージのプライオリティは、rsyslogd(8) に渡されます。
メッセージの出力先は、/etc/rsyslog.conf ファイルに定義されています。OS インストール時のデフォルト定義では、メッセージの出力先は /var/log/messages です。
参照
/etc/rsyslog.conf ファイルの詳細は、オンラインマニュアルページの rsyslog.conf(5) を参照してください。
