GFS 共用ファイルシステム内で使用していないファイルシステムの削除を行う場合には、sfcadm(8) の -D オプションを使用します。対象ファイルシステムの共用ノード範囲のいずれかのノードで行います。
参照
sfcadm(8) のオプションの詳細については、本書の sfcadm(8) を参照してください。
以下に sfcadm(8) によるファイルシステムの削除の例を示します。
現在のファイルシステム情報を確認します。
# sfcinfo -a <Enter> /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01: FSID special size Type mount 1 /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01(1e756) 14422 META ----- 1 /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01(1e756) 5116 LOG ----- 1 /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01(1e756) 95112 DATA ----- /dev/sfdsk/gfs02/dsk/volume01: FSID special size Type mount 2 /dev/sfdsk/gfs02/dsk/volume01(1e757) 14422 META ----- 2 /dev/sfdsk/gfs02/dsk/volume01(1e757) 5116 LOG ----- 2 /dev/sfdsk/gfs02/dsk/volume01(1e757) 95112 DATA ----- |
代表パーティションが /dev/sfdsk/gfs02/dsk/volume01 のファイルシステムを削除します。
# sfcadm -D /dev/sfdsk/gfs02/dsk/volume01 <Enter> |
ファイルシステムが削除されたことを確認します。
# sfcinfo -a <Enter> /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01: FSID special size Type mount 1 /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01(1e756) 14422 META ----- 1 /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01(1e756) 5116 LOG ----- 1 /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01(1e756) 95112 DATA ----- |
