伝送路二重化機能4.5A00において、前バージョンから非互換となる機能は以下のとおりです。
(1) HUB監視機能におけるping応答監視
【内容1】
ping応答監視を行わない設定が可能になります。
【変更点1】
変更前
ping応答監視は必ず行われます。
変更後
ping応答監視を行わない設定が可能です。
【内容2】
単一物理インタフェース構成の仮想インタフェースから、複数の監視先へping応答監視を行うことができます。
【変更点2】
変更前
単一物理インタフェース構成の仮想インタフェースから、複数の監視先へping応答監視は行えません。
変更後
単一物理インタフェース構成の仮想インタフェースから、複数の監視先へping応答監視を行えます。
(2) HUB監視機能におけるリンク状態監視
【内容】
HUB監視機能におけるリンク状態監視のデフォルトが有効になりました。
【変更点】
変更前
リンク状態監視機能はデフォルトで無効状態となり、NICのリンクダウンを検出しません。
変更後
リンク状態監視機能はデフォルトで有効状態となり、NICのリンクダウンを検出します。
(3) IPv6アドレスのMACアドレス広報
【内容】
以下の切替えにおいて、IPv6アドレスを活性化したインタフェースのMACアドレスを広報します。
NIC切替方式の経路切替え
クラスタ構成のノード切替え
MACアドレスの広報により、通信経路の切替えを通知します。
【変更点】
変更前
切替え時にMACアドレスを広報しません。
変更後
切替え時にMACアドレスを広報します。
(4) セルフチェック機能におけるドライバハング検出時間
【内容】
セルフチェック機能におけるドライバハング検出時間のデフォルトが60秒になりました。
【変更点】
変更前
セルフチェック機能におけるドライバハングアップ検出時間はデフォルトで15秒です。
変更後
セルフチェック機能におけるドライバハングアップ検出時間はデフォルトで60秒です。