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PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.7 (伝送路二重化機能編)

C.4.2 シングルシステムのKVMゲスト上でネットワークを高信頼化する構成(構成2)

シングルシステムのKVMゲスト上でネットワークを高信頼化する構成(構成2)の運用について説明します。

KVMゲスト上のGLSがプライマリインタフェース(eth0)で運用している場合、KVMホストの仮想ブリッジ(br0)および物理NIC(eth1)を経由してHUB1に対してHUB監視(ping監視)を実行します。HUB1で障害が発生した場合、ゲストOS上のGLSはプライマリインタフェース(eth0)からセカンダリインタフェース(eth1)に経路を切り替えることにより、通信を継続させます。また、NICが切り替わった後は、運用NICがeth1となるので、KVMホストのbr1とeth2を経由してHUB2に対してHUB監視(ping監視)を実行します。

図C.5 シングルシステムのKVMゲスト上でネットワークを高信頼化する構成(構成2)