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PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.7 (伝送路二重化機能編)

C.3.2 各伝送路二重化方式のサポート範囲

GLSは、KVMホスト(管理OS)およびゲストドメイン(ゲストOS)の通信を高信頼化します。各二重化方式の対応は以下のとおりです。

表C.1 KVMホスト(管理OS)およびゲストドメイン(ゲストOS)で利用可能な二重化方式

二重化方式

KVMホスト(管理OS)

KVMゲスト (ゲストOS)

仮想インタフェース上に
仮想ブリッジを接続

仮想インタフェースで
仮想ブリッジを束ねる

高速切替方式

×

×

NIC切替方式

×

×

仮想NIC方式

×

GS連携方式

×

×

○:サポート(RHEL8以降)、×:未サポート

注意

  • ホストOS上の仮想インタフェースでゲストOSの通信を高信頼化することはできません。

  • ゲストOSの通信を高信頼化する場合、ゲストOSにもGLSを導入してください。

  • SR-IOV機能により作成されたインタフェースを二重化する場合は、NIC切替方式を使用してください。